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とりあえず、先生の言った言葉に頷き、薮ちゃんの病室へと走る
そんな時も頭の中を色々な考えが駆け巡ってパニックになりそうになる。
でもそうならないように、自分の中で調整をする
光「あ、先生!」
いつの間にかついていた病室で、先生が薮ちゃんの様子をみる
「…本当なら、にゅういんしてほしいですけど
無茶しないって約束して頂けるなら外出許可をします。」
薮ちゃんの目を見て、しっかりとそう問いかける先生
薮「大丈夫です」
そんな先生に、いつもの安心する笑顔を見せながら大丈夫ですと返す
「…なら、相葉さんたちの様子を見に行きましょう。」
先生の声にみんなが頷くと同時に、みんなで走り出す。
薮「っ…」
そんな時、途中で薮ちゃんが蹲る。
先生は、もう車に乗りこんでしまったようで一番後ろを走っていた薮ちゃんと、その前を走っていた俺だけが取り残される
山「薮ちゃん!?大丈夫!?」
急いでかけよると、傷口を抑えながら立ち上がった薮ちゃん
薮「…ごめん、大丈夫
行こ!」
そう言ってまた走り出した薮ちゃん。
薮ちゃん。人のために無理をするのは、
傍から見たら凄いいい人だよ。
でも、俺達メンバーは、薮ちゃんが無理をしていることをよく思わない。
だって、大切な人だから
山「待ってよ、薮ちゃん。」
みんなに、『先行っといて』と連絡をいれて、薮ちゃんを止める。
薮「…涼介どしたの?しんどい?」
山「そうじゃない あの、傷口痛む?」
言いたいことは山ほどあるのに、口から出るでるのは心配をする言葉。
ビシッと、言わなきゃ
無理して倒れられたら、俺らどうすればいいかわかんなくなるよって
薮ちゃんが必要なんだから、無理しないでって
言葉にするのは簡単なはずなのに、何故だかその言葉を発せない
だって、今の薮ちゃんに無理しないでなんて声をかけれないから
薮ちゃんが力を出してくれなくなったら、
俺らが無理になりそうだから
薮「うん。大丈夫だよ
ってあれ、みんなもう行っちゃった…
歩きか…」
山「本当だ、ごめん。」
ごめんね。俺が無理しないでって伝えたかったから先行っといてって連絡をいれたんだ
でも、結局また無理させちゃったね。
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ちぇりー - なんか、色々とすごい話でしたね!発想が素晴らしいです!!他の作品も頑張ってください!! (2017年10月15日 11時) (レス) id: d5fbd4570c (このIDを非表示/違反報告)
八乙女魔理沙(プロフ) - 完璧おめでとうございます(*^▽^*) (2017年9月5日 22時) (レス) id: 1a4e3342b3 (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - 完結おめでとうございます! (2017年9月5日 18時) (レス) id: 7616a7344d (このIDを非表示/違反報告)
咲良 - 続きが気になります。更新頑張って下さい。 (2017年8月9日 1時) (レス) id: 57c4bde016 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ロールケーキ裙 | 作成日時:2017年7月26日 11時