検索窓
今日:13 hit、昨日:28 hit、合計:63,859 hit

23 ページ23

薮「…そう言えば、俺どうすればいい?」


山「あ、先生呼んでくるね」

そう言って、薮ちゃんの病院を出る

多分ナースステーションにいるよね、


そして、ナースステーションの方へと足を向ける


その時、どこからか呻き声が聞こえてくる

山「え…?」


思わず、その呻き声の方に向かう。


そこは、手術室



何故か嫌な予感がした



少し躊躇しつつも、手術室の扉を開ける


そこには、お腹が開かれた状態で意識を失った女性と

泣きながら呻き声を漏らし、ベッドに寝転んでいる男の子がいた。


女性の方からは、ドラマなどで聞く嫌な音。



…つまり、死を知らせる音


そんな女性をみて、固まっていると突然男の子の方からも嫌な音が聞こえてきた。



突然のことに驚きを隠せず、自分自身の呼吸が早くなる


「山田さん!?」



その時、先生の声が聞こえてくる


「落ち着いてください!真似してくださいね?スー…ハー…」




先生に言われる通り、先生の真似をする


山「すいません、落ち着きました…」



「良かったです…
…脈止まってる…」


俺から目をそらして、さっき俺が見た患者さんの方を見て、そう声を漏らした先生


「…もう手遅れ…
本当にすいません、」


先生がそう言う声が聞こえてくる。

そんな時、俺の携帯に着信がはいる。


相手を確認して、電話に出る


山「もしもし…?光くん?」


「山田!先生まだ?」


焦ったような光くんの声。


山「今向かう、なんかあった?」


「あ、薮達はどうもないんだけど…
相葉くんから伊野ちゃんに連絡あって
みんなが急に倒れたって、それで急に相葉くんの声も聞こえなくなって…」


山「…」


光くんの話の内容を理解した途端、全身の力が抜けた気がした

携帯は床に落ち、体はずりずりと壁を伝ってへたりこんでいく



「山田さん…?」


山「せんせ、家で待機してるみんなが…倒れました、」


「…とりあえず病室向かって、薮さんの様子を確認します」

24→←22



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
168人がお気に入り
設定タグ:Hey!Say!JUMP , 山田涼介 , 薮宏太
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ちぇりー - なんか、色々とすごい話でしたね!発想が素晴らしいです!!他の作品も頑張ってください!! (2017年10月15日 11時) (レス) id: d5fbd4570c (このIDを非表示/違反報告)
八乙女魔理沙(プロフ) - 完璧おめでとうございます(*^▽^*) (2017年9月5日 22時) (レス) id: 1a4e3342b3 (このIDを非表示/違反報告)
orange(プロフ) - 完結おめでとうございます! (2017年9月5日 18時) (レス) id: 7616a7344d (このIDを非表示/違反報告)
咲良 - 続きが気になります。更新頑張って下さい。 (2017年8月9日 1時) (レス) id: 57c4bde016 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ロールケーキ裙 | 作成日時:2017年7月26日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。