にじゅうろくわっ! ページ26
葵サイド
ありがとって言っただけなのに突如後ろを向いてごにょごにょと話始めた男子共。釈然としないぞ。
しばらくそうしていたけど突然ハッとしたようにうらたがこっちを見てきた。
う「そういえば葵」
葵「ん?」
う「今日晩飯食ってけって母さんが。」
葵「あ、まじ?ありがとー」
うらたママの料理めっちゃおいしいから好きなんだよね、なんて言うと本人に言ってやれと返ってくる言葉。
なんでもうらた家は私のことを気に入ってくれてるみたいで私を呼ぶときは気合い入れて作ってくれてるそうで。
葵「なにそれ、うらたママ好きすぎてうらた家になりたい。」
う「うちの親だったら本当にさせそうで怖いw」
そんな会話をしてるとそらるが不思議そうに聞く。
そ「葵ちゃんとうらたって幼馴染みなの?」
確かに異性同士で晩ご飯食べに行くっていったらそうなるよね、なんて説明しよか。
さ「ちゃうで!」
そんな私を見かねてなのか、さかたが口を開く。
し「葵1人暮らししてるんやけど、ご飯とか1人分用意すんの大変やろ?
だから時々俺らん家で一緒に食べよ言うてんねん」
まぁ俺らお互いの家も行ってて家族公認みたいなとこあるしな、とまーしぃ。
セ「そうなんです〜センラも1人暮らしだけどたまーに一緒に作って食べてますね〜」
そ「へ〜」
興味がなくなったのか生返事を返してる。自由かよ。
う「自分から振っといて…(苦笑)ホントマイペースですよねそらるさんって」
それが俺のいいところ〜なんてほざいてるが絶対違うだろ。他の4人も同じことを思ったに違いない。
―
さ「あ、そや!葵!!」
葵「う"ぉ"ッビビった。何?」
突然勢いよく言われたからビックリした。
おいそこ、声が女じゃねぇとか言うんじゃ無いよ聞こえてんぞ。
さ「今日一緒に配信せぇへん!?」
まてまてまて。
葵「ちょっっっっとアンタなんでそらるの前で言ってんの!?(小声)」
さ「え、なんで?」
葵「なんでって…そらるはウチらのこと知らな…」
はたと振り返る。
軽音部に所属、そらるって呼ばれてる………っって!
にやにやする浦島船、とそらる。
そ「改めまして軽音部部長兼歌い手のそらるでーす
よろしくね?ソノハラちゃん。」
あっっっマジモンだ御本人様だ…
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にゃす(プロフ) - やさん» わー!ありがとうございます!!!そう言って頂けると嬉しいです!ゆっくりになってしまいますが、ちゃんと更新していこうと思っているのでしばしお待ちを……! (2018年7月6日 8時) (レス) id: 5365e7d701 (このIDを非表示/違反報告)
や(プロフ) - まふまふさんとの関係が変わったりするのかと思うとすごく更新待ち遠しい気持ちです( i _ i )完結までずっと待っています大好きです〜! (2018年7月5日 3時) (レス) id: 8d18ba62e8 (このIDを非表示/違反報告)
にゃす(プロフ) - 実莉さん» 通知に気付かなくて返すのが遅くなってしまいました…すみません(泣)そう言って頂けると嬉しいです!沢山更新できるように頑張りますね〜!! (2018年5月8日 22時) (レス) id: e9a5ffbfda (このIDを非表示/違反報告)
実莉(プロフ) - 久しぶりにこんな面白い小説を見つけました!!w更新楽しみにしてます!! (2018年5月1日 17時) (レス) id: 8e4275069b (このIDを非表示/違反報告)
にゃす(プロフ) - 梨花さん» コメントありがとうございます!更新速度があまり早いほうとは言えませんが少しずつ物語を進めて行くので時間が空いたときに見てやってくれてたら幸いです(^^) (2018年4月14日 23時) (レス) id: e9a5ffbfda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷにょ太 | 作成日時:2018年1月22日 19時