にじゅうさんわっ! ページ23
葵サイド
見つめ合う相川と私。
お互いその空間だけ切り取られたかのように固まっている。
そ「あ、まふじゃんやほ〜」
そんなある意味異常と言える空気の中で通常運転をするそらる。
え、いや、、ええええ??あの(KYと言われる)坂田ですらも黙ってるのに…??
おそらくそらる以外はみんな思ったであろう言葉は一端飲み込んで様子を見る外野達。さ「いや、ひどくね!?」
ま「そらるさん!!すみません女の子達に捕まっちゃって…あはは」
そう言う相川の目は、私や周りの女子達に向けるそれとは少し違う気がして……
こいつもこんな顔をするんだなぁ、なんて思いがけず思ってしまったりもして。
きっとこれがいつもの部活風景なんだろう。
様子を伺っていたうしさせもほっとしたような素振りを見せる。
ま「…でどうして園原ちゃんがここにいるの?」
そんな部室の雰囲気はその言葉によって再び固まることになる。
相川が私に向ける目はやっぱりいつもと変わらない冷たい目をしていて。
いきさつを話そうと口を開いた時―
そ「俺が呼んだの。見学しに来ないか?って。」
被せるように伝えるそらる。私が相川と波風立たないように気を使ってくれたんだろう。
けど、そう上手くはいかなくて……
ま「へぇ…そらるさんが……」
少し考えた素振りを見せた相川は私の方へツカツカと歩み寄ってくる。
酷く真っ黒な瞳は彼が何を考えてるかまったく読めない。
ま「外堀から埋めようって魂胆かな?まったく小賢しいね。
…どうせ実力なんてたかがしれてるんだから
―やめちゃえば??
耳元で、そう囁かれた言葉。
…きっと相川は私がネットで活動をしていることを知らないのだろう。
だから、そこら辺のミーハーな女子どもと同じようにみたんだろう。
でも、それでも、それだけは―
自分が頑張って積み上げたものを否定された気がして、気がついたときには相川の襟元を掴んでいた。
葵「アンタ一体何がしたいワケ?
ぶざけんじゃないよ」
・
ひじょーに冷え切っておりますが相川くんとはこれから仲良くなるんで、なる予定、いや、するんで!!!しばしお待ちを!!!!!!!!!
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にゃす(プロフ) - やさん» わー!ありがとうございます!!!そう言って頂けると嬉しいです!ゆっくりになってしまいますが、ちゃんと更新していこうと思っているのでしばしお待ちを……! (2018年7月6日 8時) (レス) id: 5365e7d701 (このIDを非表示/違反報告)
や(プロフ) - まふまふさんとの関係が変わったりするのかと思うとすごく更新待ち遠しい気持ちです( i _ i )完結までずっと待っています大好きです〜! (2018年7月5日 3時) (レス) id: 8d18ba62e8 (このIDを非表示/違反報告)
にゃす(プロフ) - 実莉さん» 通知に気付かなくて返すのが遅くなってしまいました…すみません(泣)そう言って頂けると嬉しいです!沢山更新できるように頑張りますね〜!! (2018年5月8日 22時) (レス) id: e9a5ffbfda (このIDを非表示/違反報告)
実莉(プロフ) - 久しぶりにこんな面白い小説を見つけました!!w更新楽しみにしてます!! (2018年5月1日 17時) (レス) id: 8e4275069b (このIDを非表示/違反報告)
にゃす(プロフ) - 梨花さん» コメントありがとうございます!更新速度があまり早いほうとは言えませんが少しずつ物語を進めて行くので時間が空いたときに見てやってくれてたら幸いです(^^) (2018年4月14日 23時) (レス) id: e9a5ffbfda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷにょ太 | 作成日時:2018年1月22日 19時