にじゅうにわっ! ページ22
葵サイド
う「…なるほど
つまり葵は1時間目が始まる前にそらるさんと会い、部活の見学に誘われて、葵が逃げ出すと見込んでたそらるさんが放課後に迎えに来た、ってことか」
セ「いや限りなく説明口調!!!!」
「まあ!そんなこともあるよねぇ〜」「ねぇ〜」なんて言い合ってるしまさかは放置して、
葵「うん、そんなカンジ
…ってかそらるは私だけじゃ無くて部員にも伝えてなかったかんかい」
すかさずそらるの頭をチョップする。
結構な衝撃だったらしく、アデッって声が聞こえたけど無視無視。連絡を怠るヤツなんかこれくらいの扱いで十分だ!
しばらくわちゃわちゃしているとその様子をポカーンとみている4人達。
う「……今そらるって言った?」
葵「え、言ったけど…何?」
さ「葵なんでそんなにそらるさんと仲良いん??いいないいな!俺も混ぜて〜!!」
し「坂田…アイツなんの躊躇もなしに突っ込んで行きやがった」
セ「まあ、坂田やし?あほやからなぁ
…にしてもホンマ仲ええなぁ〜本当に今朝知り合ったん?」
私に向かって聞いてくるセンラ。
そりゃそうか、同学年ならまだしも先輩にこの態度は余程の仲じゃないと無理だろうしね
葵「うん。今日がはじめましてだよ
よくわからないけど、敬語使わなくていいしそらるって呼んでって言われて」
し「え、そらるさんから言ったん?珍しっ
初対面の、ましてや女子にそんなこと言うなんてないねんで?」
セ「なんてたって葵やしな。ありえなくはないやろ」
それもそうか、なんて自分らの中で完結させるしません。
待て待て、自己完結しないで私にもわかるように説明してくれ。
そしてこれは好かれて良かったのか…?絶対女子に目の敵にされるやつっぽいんだが……。命狙われたりしない?大丈夫なやつなの?
私のそんな心配をよそに、またグダグダになってきた部室の空気は新たな人物の登場によってリセットされた。
ま「遅れてすみません!ただ今参上しました!!」
バンッと勢いよく開かれる扉。教室の中にいる私達と必然と目があう。…そいつは紛れもなく相川で。
―なんでお前がここに居るんだ…!?!?―
…お互いが嫌いであろう私達の心の声が奇跡的にハモった瞬間だった。
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にゃす(プロフ) - やさん» わー!ありがとうございます!!!そう言って頂けると嬉しいです!ゆっくりになってしまいますが、ちゃんと更新していこうと思っているのでしばしお待ちを……! (2018年7月6日 8時) (レス) id: 5365e7d701 (このIDを非表示/違反報告)
や(プロフ) - まふまふさんとの関係が変わったりするのかと思うとすごく更新待ち遠しい気持ちです( i _ i )完結までずっと待っています大好きです〜! (2018年7月5日 3時) (レス) id: 8d18ba62e8 (このIDを非表示/違反報告)
にゃす(プロフ) - 実莉さん» 通知に気付かなくて返すのが遅くなってしまいました…すみません(泣)そう言って頂けると嬉しいです!沢山更新できるように頑張りますね〜!! (2018年5月8日 22時) (レス) id: e9a5ffbfda (このIDを非表示/違反報告)
実莉(プロフ) - 久しぶりにこんな面白い小説を見つけました!!w更新楽しみにしてます!! (2018年5月1日 17時) (レス) id: 8e4275069b (このIDを非表示/違反報告)
にゃす(プロフ) - 梨花さん» コメントありがとうございます!更新速度があまり早いほうとは言えませんが少しずつ物語を進めて行くので時間が空いたときに見てやってくれてたら幸いです(^^) (2018年4月14日 23時) (レス) id: e9a5ffbfda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぷにょ太 | 作成日時:2018年1月22日 19時