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神宮寺side
玄「よし、骨折は大丈夫そう。だけど…」
玄樹は海人の手首を見ながら言った。
確かに、骨折はしてなさそう。
でも、さ…
かなり腫れてて、こんだけ海人が痛がってるから心配になるよね。
ほんとに何があったんだろ…
さっき、岸くんと廉が話してたから喧嘩でもしたのかな。
こんなに腫れるまで？
うーん、みんな仲良いしな…ここまでやるかな…
岸「撮影、どうする？」
俺が悩んでいたら、岸くんが優しく海人に聞いた。
海「やる！体調悪い訳じゃないし…」
その答えに岸くんはうなずく。
岸「もし、もっと痛くなったら言えよ？」
海「うん！」
あっ、そういえば！
神『じゃあ病院は撮影終わってから行く？』
念のため、病院行っとかないと！
玄「そうしとこっか。なんか心配だし」
そしたら玄樹達も賛成してくれた。
玄「じゃあ行こっか」
それから、玄樹が手を差し出して海人が楽屋から出ようとした時…
「「ごめんなさい！！」」
後ろから謝る声が聞こえた。
見ると、紫耀と廉が海人に向かって頭を下げていた。
え？廉だけじゃなくて紫耀も？
あの温厚な紫耀も、喧嘩したの？
岸「やっとか…」
岸くんがぼやいてた。
やっと、って…
紫「俺、ちゃんと確かめずに何にも悪くない海人と岸くんの事、怒鳴っちゃってほんとにごめん！！」
廉「俺も…、海人の事、押しちゃってごめん…
わざとじゃないとはいえ、怖かったよな…
ほんまに…ごめん……」
2人はうなだれて謝る。
海人は玄樹の繋がれた手をぎゅっとして2人のほうを向いた。
海人は、にっこりしてた。
海「ううん！全然大丈夫だよ！」
廉「ほんまに…？だって俺、結構力強かったし…」
紫「俺もでかい声だしちゃった…」
海「ほんとに大丈夫だって！ね？」
まだまだ心配そうな2人。
けど何回か海人がにっこにこの笑顔で返して、やっと納得したみたいだった。
玄「じゃあ、撮影終わったらそのまま病院連れてく」
神『俺も行くよ！』
玄「ありがとう！
じゃあ海人、行こ？」
海人はまたうなずいて、玄樹の手を握る。
岸「じゃあ、廉と紫耀は今から事情聴取な」
廉紫「はい…」
俺はそんな2人の、子犬みたいなしゅんとした声を聞きながら、カチャンと楽屋の戸を閉めた。
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ふぅ - uikiさん» わかりました！わざわざありがとうございます！ (2020年4月9日 14時) (
レス) id: bc6123d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
uiki - シェアハウス設定です。 (2020年4月9日 13時) (レス) id: 4254d2f411 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ - ぴーこさん» 感想ありがとうございます！これからもよろしくお願い致します！ (2020年4月9日 12時) (レス) id: bc6123d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - リクエスト書いてくださってありがとうございました！すごい良かったですヽ(^○^)ノ (2020年4月9日 12時) (レス) id: 1b4b765be9 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ - uikiさん» すみません！シェアハウス設定だけ教えて頂いてもいいですか？ (2020年4月8日 3時) (レス) id: bc6123d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぅ | 作成日時：2020年3月27日 23時
