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岸side
楽屋へ向かう途中、丁度海人と一緒になった。
岸『おはよ、海人！』
海「あ、岸くん！おはよー」
岸『今日、俺らが一番乗りかな？』
海「多分。だってまだ早いし」
そんなたわいもない会話をして、楽しく撮影が始まると思ってた。
思ってた、けど…
廉「頭おかしいって何や！そんな事、人に言ってええんか！！」
怒鳴り声がして、急いでドアを開けた。
そしたら、廉が紫耀の胸ぐらを掴んでいた。
海「えっ、ちょっ、何やってんの！？」
岸『廉、やめろよ！」
「「うるさい！！だまれ！！」」
俺らはただ、2人を止めようと思っただけだったのに。
早く、止めないと。
そう感じて、口を開きかけたときだった。
ドンッッ
海「うわっっ」
廉がいきなり海人を押した。
それも結構強く。
その衝撃で、海人は床に叩きつけられた。
岸『海人っ！』
紫「えっ！大丈夫！？」
これには、さっきまで大声出してた紫耀も驚いたらしく、すぐに海人の元へ駆け寄った。
もちろん紫耀だって俺らに怒鳴ったんだから、色々話したい事はある。
でも、まずは海人だ。
海「っ、いた…」
海人は左手首を押さえてた。
その目にはうっすら涙さえ溜まってて…
そんなに痛かったんだ…
ひとまず、海人の事は紫耀に任せて俺は廉の方に向き直る。
廉は海人に謝ったり心配したりするそぶりも見せず、ずっと突っ立っていた。
岸『なぁ廉なんで海人の事、押した？』
すると、廉は少し間を開けてからこう言った。
廉「違う…！俺、海人の事を押そうなんて思ってなかったし！」
その発言に俺は思わずキレそうになった。
だけど、ここで俺がキレたらダメだ。
抑えて抑えて…
岸『でも海人は転んだじゃん』
廉「やからっ、俺は壁を押したつもりやってん！」
岸『だから？』
廉「だからって…」
岸『だから、謝んなくていいの？心配しなくていいの？大切なメンバーなのに？』
俺がそう問い詰めると廉は俯いてしまった。
もしかしたら何か言ってくれるかなとしばらく待っていたけど結局、何も言ってくれなかった。
ガチャ
その時、玄樹と神宮寺が楽屋へ入ってきた。
2人は呆然としていたけど、すぐにしゃがんで海人と目線を合わせた。
神「海人、何があったかは後で聞くとしてちょっと見せて？」
すると海人はゆっくり手をどけた。
手首は右と比べてかなり腫れていた。
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ふぅ - uikiさん» わかりました！わざわざありがとうございます！ (2020年4月9日 14時) (
レス) id: bc6123d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
uiki - シェアハウス設定です。 (2020年4月9日 13時) (レス) id: 4254d2f411 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ - ぴーこさん» 感想ありがとうございます！これからもよろしくお願い致します！ (2020年4月9日 12時) (レス) id: bc6123d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - リクエスト書いてくださってありがとうございました！すごい良かったですヽ(^○^)ノ (2020年4月9日 12時) (レス) id: 1b4b765be9 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ - uikiさん» すみません！シェアハウス設定だけ教えて頂いてもいいですか？ (2020年4月8日 3時) (レス) id: bc6123d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぅ | 作成日時：2020年3月27日 23時
