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紫耀side
また、岸くんの声で目が覚めた。
そしたら、みんなからお水飲もう？ってコップを近づけられる。
紫『やだっ…』
絶対飲んだらまた気持ち悪くなるもん。
吐くの、ものすごい疲れるんだから…。
廉「紫耀、一回飲んどこうや。またしんどなるで？」
違うもん！
飲むからしんどくなるの！
紫『また、吐いちゃ、ぅ…ｸﾞｽｯ』
分かってくれないのが嫌で、視界がぼやけてきた。
岸「ん、そうだよな。飲んだら吐いちゃうもんな」
すると、岸くんが俺の頭をなだめるように撫でてくれた。
紫『そ、だよっ…ｸﾞｽｯなのに…！』
廉「しょお、ごめんな？
気持ち悪くなんの嫌やもんな？」
紫「んっ、嫌…」
岸「うんうん、じゃあ無理に飲むのはやめとこう」
岸くんがそう言ってくれて吐くのは回避できた。
でも……
紫『……っ、ぃ….』
また、お腹が痛くなってきた。
岸「お腹痛い？」
紫『と、いれ…』
急にトイレに行きたくなって立ち上がった。
けど立ち上がった瞬間、体から力が抜けてヘナヘナとその場に座り込んでしまった。
なんで…？
なんで立てないの…？
紫『ｸﾞｽｯ、、』
岸「紫耀、俺の背中のりな？」
岸くんがしゃがんで俺に背中を向けてくれる。
その時はただただ痛くて、重いとかそんなの考えずに素直に背中へ乗った。
岸「よいしょ、」
すぐそこにトイレはあったから10秒くらいで着いた。
カチャ
岸くんが扉を開けてくれる。
岸「1人でいける？」
流石に中まで一緒なのは恥ずかしいから、うんって頷いて鍵を閉めた。
ジャー
しっかりと流したのを確認してから鍵を開ける。
そこには岸くんがいて、また背中を向けてくれる。
紫『あり、がと…』
背中で揺られながらお礼を言った。
すると岸くんはふふっと笑ってこう言ったんだ。
岸「紫耀はいつも頑張ってるんだからこんな時くらい俺らの事、頼ったらいいんだぞ？」
きっと岸くんにとっては何気ない一言なんだろうけど俺の胸にはじーんとなった。
紫『ぅん、』
岸くんってやっぱり一番リーダー向いてるよ。
そんなのは照れくさくて言えないから、そっと心の中にしまう。
でも…
いつか伝えるね、唯一無二の俺らのリーダー、岸くんに。
end
HARUさん、リクエストありがとうございました！
こんなので良かったでしょうか？
今後ともこの作品をよろしくお願い致します！！
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ふぅ - uikiさん» わかりました！わざわざありがとうございます！ (2020年4月9日 14時) (
レス) id: bc6123d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
uiki - シェアハウス設定です。 (2020年4月9日 13時) (レス) id: 4254d2f411 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ - ぴーこさん» 感想ありがとうございます！これからもよろしくお願い致します！ (2020年4月9日 12時) (レス) id: bc6123d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - リクエスト書いてくださってありがとうございました！すごい良かったですヽ(^○^)ノ (2020年4月9日 12時) (レス) id: 1b4b765be9 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ - uikiさん» すみません！シェアハウス設定だけ教えて頂いてもいいですか？ (2020年4月8日 3時) (レス) id: bc6123d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぅ | 作成日時：2020年3月27日 23時
