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紫耀side
クラッ
MCタイム中に海人がよろめいた。
とっさに後ろにいた俺はバックハグをする。
「「キャーー！！！！！」」
ホール中に鳴り響く歓声。
海「ッ、ハァ、….、____」
また荒い息遣いが聞こえて、海人の顔を覗きこむ。
紫『あっ…』
幸い、マイクを通していなかったからこの声はティアラにはきこえてないはず。
だけど…
紫『海人ー？大丈夫？』ｺｿｯ
マイクを通さず、海人に話しかけても反応しない。
それどころか荒い息遣いも聞こえない。
大変だっ……！！
意識、ない！
廉「どうしたんですかー？いきなり胸キュン？」
廉はそう言いながらも裏にはけていいよと目で合図をしてくれた。
俺はありがとうと口パクで伝える。
紫『いいじゃん、別にー。
こういうのもしちゃおっかなー』
海人の体にはもう全く力なんて入っていない。
俺は急いで海人の脇と膝の裏に手をいれて抱き上げる。
紫『っ』
海人の身体はやけどするくらい熱かった。
「「「キャーーー！！！」」」
廉「おっ、お姫様抱っこですかー。で、それからどうするん？」
紫『それからはー、お城に連れて帰りまーす』
そのまま、俺は海人をお姫様抱っこして、裏へとはけた。
ス「高橋さんっ、大丈夫ですかっ……！？」
そこには仲良しのスタッフさんが数人待機していてくれた。
ス「医務室の先生、呼んできましたっ！」
紫『ありがとうございますっ』
先「高橋さーん？聞こえますかー？」
先生は海人の頬をかるく叩いたりしてるけど海人は全然目を覚さない。
ピピピッ
スタッフさんが計っていてくれた体温計の音がなる。
そのスタッフさんは液晶画面に表示された数字を見て、しばらく固まっていた。
そんなに酷いの！？
ス「先生っ、40.6度です！」
紫『よん、じゅってんろくど…？』
そんなっ嘘でしょ！
人間って何度まで大丈夫なんだっけ…！
先「ちょっとまずいですね…
さらに体温が上がれば命に関わってきます」
え、じゃあ、ダンスとか走るとか絶対ダメじゃん…
紫『どうすればっ』
先「今すぐ、病院に搬送するのがベストでしょう」
紫『嘘…』
LIVEは、どうなるのっ！？
最終公演なのに、、
でも、海人の命には変えられない。
紫『病院へ、運んでっ、下さい…ｸﾞｽｯ』
あれ、なんで俺泣いてるんだろ…
一番泣きたいのは海人なのに…
ファンのみんなにはなんて伝えよう
どうすれば…
ス「平野さんっ」
そしたらスタッフさんがある提案をしてくれた。
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ふぅ - uikiさん» わかりました！わざわざありがとうございます！ (2020年4月9日 14時) (
レス) id: bc6123d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
uiki - シェアハウス設定です。 (2020年4月9日 13時) (レス) id: 4254d2f411 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ - ぴーこさん» 感想ありがとうございます！これからもよろしくお願い致します！ (2020年4月9日 12時) (レス) id: bc6123d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - リクエスト書いてくださってありがとうございました！すごい良かったですヽ(^○^)ノ (2020年4月9日 12時) (レス) id: 1b4b765be9 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ - uikiさん» すみません！シェアハウス設定だけ教えて頂いてもいいですか？ (2020年4月8日 3時) (レス) id: bc6123d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぅ | 作成日時：2020年3月27日 23時
