海人 LIVE 高熱 ページ13
平野side
俺らのLIVEがもうすぐで始まろうとしていた。
昨日のLIVEよりもそわそわしているメンバー達。
それもそのはず、今日はLIVEの最終日だ。
だからみんないつも以上に気合いが入る。
頑張ろう！と円陣を組むところまでは良かったんけど…
海「ハァ、ハァ」
紫『海人？大丈夫？』ﾋｿｯ
海人が周りのスタッフさんの声にも負けないくらい荒い息を繰り返してたんだ。
あんまり体調悪い事が、沢山のスタッフさん達に知れ渡っても嫌だろうから俺はヒソッと聞いた。
海「コクっ」
海人は返事をするのも辛いらしく、首を小さく縦に振った。
ほんとに大丈夫…？
だって、円陣を組むために俺の手の上に置いた海人の手は異常に熱い。
これはかなり高い熱だ…。
心配でもう一度海人の方を見れば、可愛らしく前髪をあげた額から汗が滴り落ちていた。
まだ何もしてないのにこんな汗かくくらいキツいのか…
もしも、これが普通のお仕事の日ならば、俺は迷わず海人を休むように説得したと思う。
でも…
今回はLIVEだ。
しかも最終日。
いつもとは訳が違う。
そう簡単に休めるはずがなかった。
だから俺に残された選択肢は一つ。
"全力で海人をサポートする"
それしかない。
といっても俺が今の海人を完全に支え切れる自信があるかと言ったらそうではない。
そこで、俺は隣の廉に耳打ちをした。
紫『海人、熱高いからサポートの協力お願い』ｺｿｯ
廉「え、？海人、熱あんの？」ｺｿｯ
廉は目をまんまるにして驚いた。
そして視線を俺から海人へ移す。
廉は海人の状態を悟ったみたいだった。
廉「…了解。princeと仲良いスタッフさんにだけ言っとくわ」ｺｿｯ
紫「ありがとう」ｺｿｯ
よし、これで協力してくれる。
陰からしっかり支えよう。
…この時、もっと海人に声、かけてあげれば良かったんだよね…
それなら、海人もあんな悔しい思いしなくて済んだのに…。
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ふぅ - uikiさん» わかりました！わざわざありがとうございます！ (2020年4月9日 14時) (
レス) id: bc6123d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
uiki - シェアハウス設定です。 (2020年4月9日 13時) (レス) id: 4254d2f411 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ - ぴーこさん» 感想ありがとうございます！これからもよろしくお願い致します！ (2020年4月9日 12時) (レス) id: bc6123d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
ぴーこ - リクエスト書いてくださってありがとうございました！すごい良かったですヽ(^○^)ノ (2020年4月9日 12時) (レス) id: 1b4b765be9 (このIDを非表示/違反報告)
ふぅ - uikiさん» すみません！シェアハウス設定だけ教えて頂いてもいいですか？ (2020年4月8日 3時) (レス) id: bc6123d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぅ | 作成日時：2020年3月27日 23時
