お願い�� ページ9
シルクside
貴「シルクっ！」
勢いよく扉が開いて中からA出てきて
ｼﾙｸ「うぉっ」
そのまま俺の胸に飛び込んできた
貴「シルク…」
俺の名前を呼ぶその囁くような声が
俺の鼓膜に届く
ｼﾙｸ「今シルクって…」
目を覚ましてからのAは
シルクさん、と他人行儀に呼んで
俺の傷を抉るには十分すぎるものだったのに
ｼﾙｸ「思い出したのか？」
Aの肩を掴んで顔を覗き込めば
不安で泣きそうな顔じゃなくて
安心して泣きそうな顔をしていた
貴「忘れててごめんね…」
重力に耐えきれなくなった水が
頬を伝って顎から落ちた
貴「私…酷いことした…」
ｼﾙｸ「…そんなんこっちのセリフ…編集の邪魔とか少しも思ってねぇから…ごめんな…」
Aの涙を拭ってもまたすぐに濡れる
ｼﾙｸ「泣くなって…ww」
貴「シルクも泣いてる…」
白くて細い指で俺の涙を拭った
ｼﾙｸ「あんなこと言ってごめん…正論言われて返せなくなって思ってもねぇこと言って…」
そう言うと小さな頭をふるふると振って
貴「忙しいし疲れてるのに押し付けてごめんね…買い物だって着いてきてもらってるのに…」
Aは力が極端になくて
買い物した後の袋を持って帰ることが出来ない
っていうのも勿論あるけど
ほかの家事は家でできるけど買い物は外だから
変な奴に絡まれたりするのを防ぐってのもあるから
ｼﾙｸ「それは俺が勝手に着いてってるだけでAは悪くねぇよ」
やっとAは眠たそうに笑って
貴「私も編集の仕方勉強して貢献するね」
ｼﾙｸ「俺も家事手伝うから、また編集してたらちょっかい出してww」
かなり癒されるから捗るんだよww
貴「んふふ、分かった〜じゃあ一緒にお買い物行こ？」
ｼﾙｸ「あぁ、今日は何食べる？」
後でスマホを見た時にモトキから
「玄関先で抱き合ってたから退散しました」
って送られてきてて
後でお礼言いましたww
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*のの(プロフ) - いけめそさん» 「ねぇ、こっちを見て…」ってやつですよね？頑張ります (2020年1月10日 22時) (
レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
いけめそ - リクエストいいですか？少し前にTikTokで流行った、「こっちを見ろ」みたいな音源を使って書いて欲しいです。お願いします (2020年1月10日 21時) (レス) id: 84ff08105e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鳴海 帆南 | 作成日時：2020年1月4日 15時
