お願い�� ページ6
シルクside
ｼﾙｸ「Aっ！」
病院に駆け込むと酸素マスクをつけて
頭を包帯でぐるぐる巻きにされたAが
ベッドに寝かされていた
あの直後出ていったAが事故にあった
その時の様子を見ていた人が教えてくれた
横断歩道を渡る女子高生に
すごいスピードで車が突っ込んできたらしい
それを見たAがその女の子の手を掴んで
歩道に戻したらしいんだけど
体重も軽く体幹のないAは
車道に出てしまってそこを車にはねられた
ｼﾙｸ「ごめん…俺の所為で…Aごめん…」
A手を握って額にあてる
暖かい手が俺を抉った
いつも冷たい手が心地よくて
そうじゃなくなるのはいつも病院に来た時だけ
ｼﾙｸ「ごめん…ごめんごめんごめん…早く起きろよ…」
ｼﾙｸ「A…まだ寝てんの？そろそろ起きろよ…」
あれから3日間
まだ目を覚まさない
Aの頬を撫でるとほんのり温かい
ｼﾙｸ「もうあんなこと言わねぇから…ちゃんと家事手伝うから…頼むから起きて笑ってくれ…」
眠たそうにへらりと笑うあの顔が
テンションが上がったときだけ見せてくれる弾けた笑顔が
俺だけが知ってるあの顔を
早く見たいんだよ…
ｼﾙｸ「お願い…だから…」
起きない可能性も無いとは言いきれないと言われた
ｼﾙｸ「このままお別れとか…ぜってー嫌だから…」
頬を両手で包み込んで
そっと前髪にキスをした
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*のの(プロフ) - いけめそさん» 「ねぇ、こっちを見て…」ってやつですよね？頑張ります (2020年1月10日 22時) (
レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
いけめそ - リクエストいいですか？少し前にTikTokで流行った、「こっちを見ろ」みたいな音源を使って書いて欲しいです。お願いします (2020年1月10日 21時) (レス) id: 84ff08105e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鳴海 帆南 | 作成日時：2020年1月4日 15時
