シルクの彼女は絹みたい part2(?)

必ず ページ2

シルクside

ｼﾙｸ「A今日はどう？体調大丈夫？」
こくんと頷くA

知っての通り彼女は喘息
学生の頃とかは本当にやばくて

一日何回も咳が出て倒れたりとか
保健室に運ばれてたんだけど

貴「運動できるようになるんでしょ？」
ワクワクした様子で微笑む

ｼﾙｸ「それは言い過ぎww」
喘息の治療中なんだ

だいぶ金銭的な余裕が出てきて
Aの喘息がちゃんと治療したら治るって言われて

すぐに治療を始めた
今は入院して様子見だけど

退院したら少しの運動はできるようになる
とは言ってもあまり長くは動けねぇけどな？

貴「ねぇ、退院したらアスレチック連れてってね？」
ｼﾙｸ「…おう、無理しねぇって約束できるならな」

Aはアスレチックに連れていかないようにしてたし
行ったとしてもカメラ班だったから

貴「やった…早く動きたいなぁ」
幸せそうなAを見て思うんだ

ちゃんとAが小さな頃に医者の話を聞いて
治療をさせてあげてたら学生時代苦しむことなんてなかったんじゃないかって

Aの母親と父親にあったのは高校の時が最後
治るとは言っても完全にでは無い

けどかなり回数も減るし呼吸も楽になるみたいだ
だから何度も何度も咳が出て保健室に運ばれたりとか

咳をしすぎて血を吐いたりだとか骨が折れたりだとか
そんなことにならなくて済んだんじゃないかとか

貴「退院したら動画いっぱい撮るの、みんなに喘息は良くなるって伝えたい」
今はちゃんと喘息が受け入れられている

ｼﾙｸ「そうだな、出来ないことなんてねぇよ」
Aが伝えたがってるのはそれなんだ

Fischer's唯一の女子とか
体がものすごい弱いとか

色々あっても
必ず受け入れてくれる仲間がいるって

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