シルクの彼女は絹みたい -学生Ver.-【Fischer's】 (ページ22)

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番外編お祭り④ ページ22

シルクside

ｼﾙｸ「花火取ったからやろうぜ！」
ﾝﾀﾞﾎ「やりたい！」

勢いよく手を上げるンダホ
貴「どこでやるの〜？」

寒いのか上下にぴょこぴょこ動いてる
ｼﾙｸ「うちでやるか？」

ここから1番近いのも俺の家だし
どちらかと言うとAの家に近い方がいい

ってなるとやっぱり俺の家が妥当
竹「絹張の家が大丈夫ならそうしよ」

全員賛成してくれたから俺の家に移動
今日は丁度兄貴がいない

目ぇつけられたらたまったもんじゃねぇ
ｼﾙｸ「ロウソク取ってくる」

火をつけて花火を袋から出すと
ランダムでみんなに配る

貴「…なんか美味しそ〜」
変なことを言うA

ｼﾙｸ「それはよくわかんねぇけどww絶対食べんなよ？ww」
食べないだろうけど

Aの思考回路は時々不明
やりそうと言えばやりそうだ

竹「うぉ！キレー！」
抜け駆けして先に火をつける

ﾝﾀﾞﾎ「あっ、ズルい！俺もやる！」
それに続いてダホも火をつけた

貴「すごい、綺麗だね！」
テンションが上がってるAを見て俺も上がる

ｼﾙｸ「俺らもやろうぜ！このピラピラしてるとこな」
勢いよく飛び出す花火を

キラキラした目で見る
ｼﾙｸ「綺麗だな」

貴「うん、綺麗」
隣に並んで少しの間だけ一緒にそれを眺めた

貴「あっ、終わっちゃった」
ｼﾙｸ「俺のも」

ほぼ同じタイミングで消えた花火を
バケツに突っ込む

ﾝﾀﾞﾎ「うわっ！見てみて！」
使い切った花火を片付けていると

竹「打上花火だ、すっげー！」
珍しく騒ぐ竹野

貴「おっき〜」
花火に手をかざすという

可愛すぎる仕草をしたAを眺める
ｼﾙｸ「去年はなかったもんな」

兄貴と餅つきに行ったけど花火はなかったはず
そう考えると竹野ともすれ違ってる可能性はある

ﾝﾀﾞﾎ「来年は夏にみんなで来ようね！」
貴「んふふ、行きたい〜！」