シルクの彼女は絹みたい -学生Ver.-【Fischer's】 (ページ18)

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番外編お祭り② ページ18

Aside

貴「お金いいの？」
ｼﾙｸ「いいの！奢らせといて！」

そう言いながら焼きそばを渡してくれた
ふわっとソースの香りが鼻をつつく

貴「いい匂い〜」
ｼﾙｸ「だろっ！食べようぜ！」

お箸を割って手を合わせた
貴「いただきます」

キャベツ美味しい…
貴「美味しいね」

野菜がいっぱい入ってて美味しい
ｼﾙｸ「髪食ってるww」

私の髪を耳にかけてくれた
貴「んふふ、ありがと〜」

ｼﾙｸ「あっ、ンダホたち」
シルクが指さす方を見ると

ダホちゃんとタケちゃんがかき氷を食べながら歩いてる
ｼﾙｸ「さみぃのによく食えるよなwww」

こっちには気づいていないようでそのまま通り過ぎていった
貴「んふふ、楽しそうだね〜」

仲良さげに並んで歩いてる
ｼﾙｸ「男女でいてもアイツらだとカップルには見えねぇな」

たしかに性別の違うふたりが歩いていれば
大体がカップルに見えるけど

あの2人は友達って感じがする
貴「本当に友達だからだよね」

ｼﾙｸ「全力だもんな」
そんなことを話しながら焼きそばを食べ終えた

ｼﾙｸ「なんかやりたい事とかないか？こっから見て面白そうなのとか」
くるっと辺りを見渡すと

貴「射的…？」
景品が並べてあるお店を見つけた

ｼﾙｸ「やりたい？」
貴「んーん、シルクがやってるとこ見たい」

少し驚いた顔をしたあと
ニコッと笑って

ｼﾙｸ「よしっ！じゃあやるか！」
そう言って手を引いてくれた