fifty seven ページ10
Aside
ｼﾙｸ「あっ！言い忘れてた！」
保健室を出ていこうとしたシルクが戻ってくる
ｼﾙｸ「生まれてこなくてよかった人間なんていないから」
私の目線に合わせて屈むとそう言って笑った
貴「…うん、ありがと〜」
いつもの喋り方に戻ってしまった
気づいてたんだね
顔には出してないつもりだったのになぁ
手を振ってシルクとタケちゃんを見送る
「気が付かなくてすまなかった」
主任の先生が頭を下げてきた
貴「先生のせいじゃないです〜私もあの人を母親だと思ったことないので〜？他人です〜」
先生が悲しそうな顔をする
この先生だけかな
わかってくれる先生は
貴「…車椅子とかってありますか〜？」
「えっ？あぁ、学校の中でしか使えないがあるにはあるぞ」
貸してくれないかと頼むと
すぐに持ってきてくれた
貴「多目的室行きたいです」
徐々に左足まで痛くなってきているのには
気が付かないふりをした
「…わかった」
運良く多目的室は1階にあるから
怪我しやすいからと調べておいた
車椅子の動かし方で保健室を出た
学校の中くらい自分で動かしたかった
私にもできることを証明したかった
それをわかってくれているみたいに
主任の先生はただ見守ってくれた
ｼﾙｸ「A！？休んでろって言ったろ？」
貴「大丈夫だよ〜？痛いのは足だけだから、文字は書けるよ〜」
心配そうな顔をしながら許してくれた
竹「…パラ、なんか言うことない？」
タケちゃんが私の足と顔を交互に見る
貴「…やっぱり凄いね〜バレちゃった〜？左足も痛くなってきちゃった〜」
竹「うん、よく出来ました！」
右足は少し腫れているのがわかる
左ありも同様にテーピングしてくれた
竹「学校終わったらすぐ病院な？背負ってくから」
学校のすぐ近くに大きな総合病院がある
申し訳ないけど甘えておくことにした
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新しい小説の件についてです
もう既に5名の方がコメントをくださっています
ありがとうございます！
投票の期間を決めようかと思います
投票期間をあまり長くしても意味が無いと
個人的に思いましたので
13日の日曜日までを投票期間にしたいと思います
次の日からお話の大まかな内容の投票を行いたいと思っています
今回の対象は
モトキさん、シルクさん、マサイさん以外の4名です
ご了承ください
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*のの(プロフ) - せいら/うおたみんさん» コメントありがとうございました！もう少しでできるのでぜひ読んでみてください！リクエストも頂けるとありがたいです…！ (2019年11月13日 16時) (
レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
せいら/うおたみん(プロフ) - 目の色が青なのであればマサイさんがいいのでは？！(ただ単に私がマサイさん推しって要素もちょっとはあります←)私はマサイさんオチに投票します！ (2019年11月10日 23時) (レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
六娘 - 全然大丈夫です！(どこ目線)むしろ、私も読みたいですw (2019年10月25日 23時) (レス) id: 017157226e (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - ☆朝風☆さん» 分かりました！この直後からか続きで書きますね！この小説にそのまま付足す形になるのでぜひ読んでください！もしよろしければほかの小説も見てみてくださいm(_ _)m (2019年10月25日 7時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - 六娘さん» コメントありがとうございます！付き合って直後が読みたいという方がいるので、この続きも書いてちょっとずつ大人にしていこうかな…？少し時間がかかりますがいいですかね…？ (2019年10月25日 7時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鳴海 帆南 | 作成日時：2019年10月4日 22時
