eighty nine ページ44
Aside
竹「ねぇ、お前ら反省してんの?」
きつい口調で言う
「はぁ?別にあんたにした訳じゃないでしょ」
タケちゃんの目が釣り上がる
竹「あたしじゃなくても友達が大変な目に遭ってんだよ。ムカつかない方が変だろ。てかお前ら覚悟あってやってんの?」
は?っと顔を顰める
竹「喘息ってお前らが思ってるよりずっとつらいんだよ!」
今にも殴りかかりそうなタケちゃんをシルクが止める
竹「咳が続くと呼吸困難で死ぬ可能性だってあるんだよ!?あんたらがしたのは殺人未遂だ、わかってんの!?」
自分のことでもないのに
私の為に怒るタケちゃん
今までそんな人に会ったことがなかったから
本当に嬉しかった
シルク「竹野落ち着けって、今殴っても正当防衛にはなんないから」
冷静にタケちゃんをなだめる
シルク「でもまぁ、1歩間違えば殺人になったってことだけ覚えといて」
シルクも鋭い目を向ける
「…ホント、何奴も此奴も足立ばっか!何なの!?ちょっと可愛いからって調子乗んなっ!あんたなんて、親に捨てられたくせに!病気のくせに!」
別になんと言われようと構わない
けど、先生がいる前で言えるのはすごいと思った
「おいっ、それは無いだろ!?これ以上言うと処分も考えるぞ!」
主任の先生を睨みつける
貴「私は…自分を可愛いと思ったことなんてないよ。調子にも乗ってない。親に捨てられたっていいよ、確かに愛されたかったよ。でも、お兄ちゃんがいるし、私の為に涙を流してくれる人がいるから」
悔しそうに顔を赤くして
ライオンみたいな目で私を睨む
シルク「病気がなんだよ。選んでなったわけじゃねぇし、そんなの俺が支えるだけ」
竹「お前らのそのケバい化粧の方が救いようねぇな」
タケちゃんは相当頭にきてるみたいで
少し間違えば飛びかかりそう
ほら、私の為に言い返してくれて
涙を流してくれて、笑ってくれる人が
他の人に比べれば少ないかもだけどいるから
私は私として、みんなに出会えてよかった
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*のの(プロフ) - せいら/うおたみんさん» コメントありがとうございました!もう少しでできるのでぜひ読んでみてください!リクエストも頂けるとありがたいです…! (2019年11月13日 16時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
せいら/うおたみん(プロフ) - 目の色が青なのであればマサイさんがいいのでは?!(ただ単に私がマサイさん推しって要素もちょっとはあります←)私はマサイさんオチに投票します! (2019年11月10日 23時) (レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
六娘 - 全然大丈夫です!(どこ目線)むしろ、私も読みたいですw (2019年10月25日 23時) (レス) id: 017157226e (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - ☆朝風☆さん» 分かりました!この直後からか続きで書きますね!この小説にそのまま付足す形になるのでぜひ読んでください!もしよろしければほかの小説も見てみてくださいm(_ _)m (2019年10月25日 7時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - 六娘さん» コメントありがとうございます!付き合って直後が読みたいという方がいるので、この続きも書いてちょっとずつ大人にしていこうかな…?少し時間がかかりますがいいですかね…? (2019年10月25日 7時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鳴海 帆南 | 作成日時:2019年10月4日 22時