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thirty four ページ35

シルクside

シルク「頑張ってんな…」
消灯時間はとっくに過ぎて真っ暗だ

目は見えるから問題ないんだけどな?
先生に見つかんないように連れ込んで

布団を敷いてそこに寝かせる
シルク「よし、運ぶか」

Aを横抱きにして立ち上がる
シルク「えっ、軽っ…」

筋トレ器具を使ってるからよくわかる
40kg、いや…35kgもないくらいだろう

身長からしたって容姿からしたって
高校生とは思えない見た目をしているのに

こんなに大きな荷物を背負って
生まれながらに持たされてしまった荷物は

普通はこんなに重たいものじゃないだろう?
生まれてきた場所が悪かっただけだ

考えながら中に戻ってみると
案外見張りもいなかった

この学校どうなってんだか…
チャンスだと思い一気に駆け上がって

俺の泊まる部屋の襖を開ける
やっぱり寝てる

ほとんどのやつがイビキかいて爆睡だ
Aを俺が寝る布団に取り敢えず着地させ

押し入れを開ける
シルク「マジか…布団ねぇよ…」

どうする…
どうするも何もねぇよな…

一緒に寝るしかねぇもん
竹野ごめん、約束破るわ

Aに布団を掛けてその横に俺も入る
シルク「ごめんよ…」

一応謝りながら
隙間を開けて触れないようにして寝転がった

貴「んんっ…」
シルク「…っ///」

ごめんA…
今日だけくっついてもいいか?

取って食ったりしねぇよ
Aに寄って隙間を埋める

寝返りを打ったAの胸が音もなく当たる
シルク「まてまてまてまて…」

意外とでかいんだ…
とか考える俺は最低なんだろうか

いや、しょうがないだろ!?
これでも健全な高校生男子だし?

誰でもこうなるわ!
シルク「どっから栄養持ってきてんだよ…」

それなら身長か体重にあげようぜ?
まぁ…身長に関しては俺が言えることじゃねぇけど

thirty five→←thirty three



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*のの(プロフ) - どこか村のだれかさんさん» ありがとうこざいます!更新頑張ります! (2019年8月20日 21時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
どこか村のだれかさん - 学生Ver.の前から読んでます!あの二人にこんな過去があったなんて.……と思いながらw更新楽しみにしてます! (2019年8月20日 20時) (レス) id: 3706e8b566 (このIDを非表示/違反報告)
www - はーい (2019年8月15日 15時) (レス) id: 54ea561834 (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - wwwさん» 最近忙しくて中々更新ができないんです…ごめんなさい!落ち着いたら更新頑張ります! (2019年8月15日 13時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
www - 私も同じく更新待ってます。。。 (2019年8月14日 16時) (レス) id: 4fbd59cfa9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鳴海 帆南 | 作成日時:2019年7月24日 23時

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