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Aside
貴「またタケちゃんの負け〜」
ﾏｲ「弱いなぁ〜」
最弱王だね
ずっとタケちゃんが負けてる
ｱﾘｻ「あっちー強くない？」
ｶﾚﾝ「それな〜！マスクしてるからじゃね？」
それもあるよね〜
元々顔に出にくいんだよね〜
貴「マスク取ればいいの〜？」
そんな言い方されるのは嫌だなぁ〜
竹「は？取らなくていいって」
ﾏｲ「えぇ〜なんで？取って欲しい！」
この子結構めんどくさい子だ
そう思いながらマスクを外してリュックの近くに置く
貴「いいよ〜やろっか〜？」
タケちゃんがシャッフルしたカードを配る
順にカードを引いて数が一緒なら捨てることが出来る
私みたいなおバカさんでもできるゲーム
手元にはジョーカー
どれを引こうとしても
表情は変えない
どっちかと言うと変わらない
くじ運の悪いタケちゃんがすぐに引いてくれる
そして顔に出る
ｱﾘｻ「タケちゃんババ引いたね」
竹「…何でバレるんだよ！」
そして顔に出る
顔に出るから負ける
ﾏｲ「まーたタケちゃんの負けだ」
ｶﾚﾝ「ねえ！枕投げしよ！」
竹「はぁ！？ちょ！」
何か言う暇もなく枕投げがはじまる
マスクを付けていないから防御力はゼロ
すごい勢いで咳が出る
竹「外出るぞ！」
タケちゃんが私をおんぶして中庭まで連れていく
竹「吸入器持ってくるから待ってろ！」
そう言うとダッシュで中に戻って行った
苦しくて辛くて…
消えちゃいたい
何度そう思ったんだろう
なんで生きているんだろう
ｼﾙｸ「Aっ！」
タケちゃんが呼んでくれたのかシルクが来てくれた
私の背中を摩る
なんの意味があるわけでもないけど安心する
ｼﾙｸ「苦しいよな…辛いよな…」
悲しそうな声で言うシルク
そっか…
理解してくれる人を待ってたんだ…
竹「ほら、大きく吸って」
薬を吸うと次第に楽になる呼吸
電源が落ちる頃には咳は止まっていた
貴「ごめんね…タケちゃん、シルク…」
竹「パラは悪くねぇよ…！アイツらのせいだ…」
悔しそうな声をして言う
竹「今夜はあそこでは寝れないかも…」
貴「そっか…？どこで寝よう…」
先生に言えば先生と一緒の部屋で寝ることになるかな？
それとも大丈夫だからそのまま寝ろって言われるかな？
どっちも嫌だな…
ｼﾙｸ「俺の部屋来るか…？」
竹「へぁ？」
変な声を出したタケちゃんが
竹「はあぁぁぁぁぁあああ！？」
その後叫んだのは言うまでもないね〜
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*のの(プロフ) - どこか村のだれかさんさん» ありがとうこざいます！更新頑張ります！ (2019年8月20日 21時) (
レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
どこか村のだれかさん - 学生Ｖｅｒ．の前から読んでます！あの二人にこんな過去があったなんて.……と思いながらw更新楽しみにしてます！ (2019年8月20日 20時) (レス) id: 3706e8b566 (このIDを非表示/違反報告)
ｗｗｗ - はーい (2019年8月15日 15時) (レス) id: 54ea561834 (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - wwwさん» 最近忙しくて中々更新ができないんです…ごめんなさい！落ち着いたら更新頑張ります！ (2019年8月15日 13時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
www - 私も同じく更新待ってます。。。 (2019年8月14日 16時) (レス) id: 4fbd59cfa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鳴海 帆南 | 作成日時：2019年7月24日 23時
