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twenty two ページ23

シルクside

「シルクは好きな人バレバレだもんな〜ww」
「だよなww聞くまでもねぇよなww」

シルク「うるせぇwwじゃあ俺抜けてもいいか?」
割と風呂でたらだらしててやっと落ち着いたらこのネタだ

「そう焦んなってwwあっちーの好きなところとか教えろよ〜!俺らあっちーと話したことねぇんだぞ!」

話したことねぇのに好きになってんのもどうかと思うけどな
シルク「なんでお前らにAの好きなとことか可愛いとこを教えなきゃなんねぇの?そんなの独り占めに決まってんじゃん」

これ以上ライバルを増やしてたまるか
自分で探せよ

「うぉーシルクカッケー!」
勝手に立ち上がって廊下に出る

シルク「やっぱ夜はちょっと冷えるな」
トンっと軽い衝撃

視線を向けると何かに怯えたような顔のA
シルク「…A?どした?」

貴「シルク…!」
そう言うと膝から崩れ落ちる

俺が初めて喘息を見たときと一緒だ
少し身構える

シルク「A!?大丈夫か!?」
走ってきたのか息が上がってる

貴「シルクっ!少し…話せる…?」
俺の浴衣をキュッと掴んで

泣きそうな顔で縋る
何でだ…?

なんでこんな事になってる?
Aの部屋には竹野がいるだろ?

シルク「…いいけど…外行くか?」
そう聞けば静かに頷く

Aの手を引いて立たせると
外に連れ出して

中庭のベンチに座らせる
緑色の丹前は小刻みに震えてる

シルク「A…?」
顔を覗き込めば

その唇もかすかに震えてる
シルク「A?大丈夫か?」

そう聞いてもAは何も言わない
シルク「……」

何かと闘ってる…?
じゃあ、俺は待つしかない

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*のの(プロフ) - どこか村のだれかさんさん» ありがとうこざいます!更新頑張ります! (2019年8月20日 21時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
どこか村のだれかさん - 学生Ver.の前から読んでます!あの二人にこんな過去があったなんて.……と思いながらw更新楽しみにしてます! (2019年8月20日 20時) (レス) id: 3706e8b566 (このIDを非表示/違反報告)
www - はーい (2019年8月15日 15時) (レス) id: 54ea561834 (このIDを非表示/違反報告)
*のの(プロフ) - wwwさん» 最近忙しくて中々更新ができないんです…ごめんなさい!落ち着いたら更新頑張ります! (2019年8月15日 13時) (レス) id: 139f9ac550 (このIDを非表示/違反報告)
www - 私も同じく更新待ってます。。。 (2019年8月14日 16時) (レス) id: 4fbd59cfa9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:鳴海 帆南 | 作成日時:2019年7月24日 23時

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