15話 ページ17
___side
思いつく限りの人通りが少ない所、学校の中でも暗くて端っこの方にある庭
とりあえずここで良いやと思い知念君の手を離した
体力の事など何も考えずに走ってきたからか、止まったら息がかなり切れてて、知念君も俺と同じ様に肩で息をしていた
侑｢きゅ、急に…はぁ、はぁ……走んないで、くれますか？……っはぁ｣
｢だ、だって……はぁはぁ……。君が突然変な事聞くからっ｣
侑｢こんなに人が通らない所に連れて来たって事は、本当って事なんでしょ？｣
この子っ！怖い！
侑｢そんな怖い目で見ないで、皆に言いふらすとかしないから
僕も視える、じゃ無いけど。気配が分かるんだ｣
俺が警戒心丸出しだったからか、彼は俺の目を見ながら話した
気配を感じる……？
｢…じゃあ君は見えないんだね｣
侑｢…そう、残念ながら仲間じゃ無くてごめんね｣
視えるから仲間、視えないから仲間じゃない
そんな風に考えた事は無かった
｢…別に気にしてないよ、で？その気配を感じるって具体的にどんな風に？｣
侑｢……っ、丁度いいかも、ちょっと今寒気がしてるんだよね。あっちの方から｣
知念君が指さした方を見ると、いかにも、何か居そうな鬱蒼としてる草むらがあった
いや、何か居そうじゃない
いる
｢知念君！！｣
俺は知念君をドンっと押し、飛びかかってきたやつを受け止めた
｢っい！｣
侑｢っ、はぁ……はぁ、や、山田君？｣
｢俺の事は良いからっ！知念君逃げて！｣
彼には、今俺の上に乗っかってる奴が見えない
だったら、同じ場所に居たらこいつが知念君を狙って襲い出すかもしれない
それだけは、絶対嫌だ
それに知念君、具合悪そうだったし…
何て呑気に考えてたのも束の間
｢っあ゛！……く！｣
俺の上に乗っかってる奴が突然、俺の首を締め出した
何だこの馬鹿力
それに……こいつ、
『許せない！』
｢…っかはっ、！｣
乗っかってる奴の記憶が俺の頭に流れ込んで来かけたけど
酸素不足になった俺の意識は、シャットダウンしてしまった
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きんとき(プロフ) - くーちゃんさん» ありがとう！頑張るわな、くーちゃんも更新頑張ってな！時間出来たらそっちにも遊びに行くわ！ (2020年1月3日 10時) (
レス) id: 979c554592 (このIDを非表示/違反報告)
きんとき(プロフ) - チョコラタさん» ありがとうございます。励みになります、頑張ります！ (2020年1月3日 10時) (レス) id: 979c554592 (このIDを非表示/違反報告)
くーちゃん(プロフ) - きんときさん» ほんとぉ！？嬉しい泣 私も、時間なくって絡みに行けなくてごめんよ汗 全然大丈夫やで！！！きんちゃんの小説ってどれも集中して読んじゃうもん！！すごく楽しませてもらってます！ゆっくり更新したんでかまんけんなー！ファイティン！！^^ (2020年1月3日 4時) (レス) id: f70e29d442 (このIDを非表示/違反報告)
チョコラタ - 更新頑張ってください！ (2020年1月2日 21時) (レス) id: 6533d85759 (このIDを非表示/違反報告)
きんとき(プロフ) - くーちゃんさん» 久しぶりぃい！！覚えちょるよおー忘れる訳ないやない〜 わしも読み専になっとって、中々自分の作品に手が付かなくて絡みに行けなかったっ汗 そう言って頂けて嬉しいよ。ちょっと設定もだいぶ変えたからちと不安やった。ありがとう、頑張るね！ (2019年12月31日 22時) (レス) id: 979c554592 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きんとき | 作成日時：2018年7月13日 8時
