プレイル〜9人の能力者達〜

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圭人side

あれからゆうてぃーのカメラ機材買って、俺もヘッドフォンとかちょっと見て、俺達の用事は済んだから、大ちゃんのオムライスを食べに来てます。


大ちゃんのオムライスって言ったらあれだね？大ちゃんが作ったみたいだね？笑

違うよ笑お店に食べに来てんだけど。


有「んーー！やっぱりオムライスうまい！」


中「てか大ちゃん！笑 結局普通のオムライスにしたの？笑」


有「うん！やっぱりノーマルなオムライスに勝てるものは無いよねー」


すっごい嬉しそうに頬張ってる笑


ちなみに俺は大ちゃんの言ってた新作のオムライスで、ゆうてぃーはデミグラスソース？がかかってるオムライスを注文した！


あ、そうだ！


圭「ねえねえ！皆に何か買ってってあげない？スイーツみたいなの！」


有「それいいな！雨で気分上がらないしな！
...............山田は、違うけどな。」


ぼそっと大ちゃんが聞き逃せない言葉を発した。


圭中「........え？どゆこと？」


有「ん？あー、１回聞いたんだ。山田、雨が好きって」


中「そうなんだ、何か理由とかあるの？」


確かに。
雨が好きって言う人そんなにいないからね。


有「山田、笑顔とか出せねえし。涙とか流せないじゃん？」


圭中「うん。」


有「だからかな？
『雨は俺の分の涙を流してくれてる様に感じるから、だから好き。』
って言ったんだよ」


俺とゆうてぃーは静かに聞いた。


やまちゃん、気にしないようにしてるけどやっぱりどこかで................


有「俺、その時何にも言ってやれなくてさ、ただ頷く事しか出来なくて。」


大ちゃんの声はだんだん震えてきてて


大ちゃんがどれだけやまちゃんの事を考えてるのかが分かった。


有「っ！ごめん！せっかく付いてきてくれたのにな！暗い話になった！」


圭「大ちゃん。」

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