天文部 × 写真部 Youth story

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緑side









目黒に傷付けるなよって言いながら

俺らが傷つけてるじゃん









まだ昼休み30分以上ある

謝りに行こうって思って佐久間とふっかに声をかけようとすると









.









ｶﾞﾗｯ


青「おい！康二は！？」


緑「あ、ごめん。今謝りに行こうと思ってて…」


黒「どこにいるか知ってるの？」


白「どこ！？」


緑「いや、クラスにいないの？」


青「帰ってきてねえんだよ」


紫「は？」









焦っている翔太と目黒とラウールが来たと思ったら

衝撃的な言葉が伝えられる









帰ってきてない









ということは、今康二は一人でいるということ

そんなのありえない。

康二は自分の家以外では絶対に一人にならない

というか、一人になれないんだ

ほとんど翔太と隣にいる。

じゃなかったら、俺・ふっか・佐久間・照・だてさんが側についている









だから、普通に自分のクラスに戻って翔太に泣きついてる。

康二のところに謝りに行くついでに、翔太ともその流れで

ちゃんと話し合おうなんて思っていた。









でも康二は翔太のところにいない。









桃「照とだてさまのところは？」


青「いない、」


黒「今探しに行ってる」


青「お前ら康二に何した。」


緑「っ、」


青「黙るな。」


緑「言ったらだめなこと言った。」


青「それでも守ってるって言えんのか？ふざけんなよ！」


黒「しょっぴー、ここ教室。一旦みんな廊下出よ」


桃「ごめん」


紫「俺もごめん」


緑「本当にごめん」


青「ごめんで済まされるわけねえって分かってんだろ！」









本当にその通りだ。

ごめんで済まされることではない。









青「だから壊すなって言っただろ！
俺がずっと側で守ってきたんだよ！」


黒「しょっぴー… 一旦落ち着いて。」


青「黙ってろ」


白「違うでしょ、康二くん探さなきゃなんじゃないの？
俺らには1人にしたらいけない理由とか分かんないけど
今すべきことは康二くんの側にいてあげることでしょ？」


黒「うん、だから今は探しに行こう。」


青「っ、いくぞ。」









翔太も康二も本当にごめん。

お願い康二。1人で泣かないで無事でいて…









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