天文部 × 写真部 Youth story

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黒side









ｶﾞﾗｯ




黒「康二！」


橙「あ、めめ！」









女「やばい、今日も目黒くんとラウールくんきてる！」
女「向井くんと渡辺くんがいるだけでもやばいのに
もうこの教室爆発するよ」









はいはい、うるさい。

関係ないやつらは静かにしてて。









康二の席は俺と同じ

1番人気の窓側の1番後ろ

そこまで先輩なんて気にせずにズカズカと歩いていく









青「お前さ、毎日毎日なんなの！
ここ先輩のクラスって分かってる？よく堂々とくるな。」


橙「しょっぴーそんなこと言わんの！
せっかくいつも仲良くなるために会いに来てくれとんのに。」


青「…」


白「でも毎日毎日迷惑じゃない？」


青「迷惑。」


橙「嘘つかんの。本当は嬉しいんやろ？」


青「なわけねえだろ！」


橙「ほんまツンデレやな」


青「ラウールはいいけど、目黒は嫌だ」


黒「康二〜、しょっぴーひどい…」


橙「そんなこと言うんやったらしょっぴーのこと嫌いになるで！」


青「っ、それはだめ。」









しょっぴーは康二に弱い。笑









白「あ、もう3分前！行くよ、めめ！！」


黒「え、もう？」


白「遅れたら怒られる！」


黒「まだ康二と話したい！」


白「話したいけど、康二くんたちも授業あるんだからね！」


青「帰った帰った。」


橙「階違うんやからはよ帰りーな？」


黒「は〜い…」









そして、俺も康二に弱い。









橙「また昼休みね！」


白「康二くん、しょっぴーまたね！」


青「おう」


橙「またね！」


黒「康二、あとでね！」


橙「あとでな〜！」


青「なんで俺への挨拶ねえの！」


黒「しょっぴーもまたね〜！」


橙「挨拶ねだるとか結局ツンデレやん！」


青「康二、静かに。」









康二としょっぴーがああだこうだ言ってるのを感じながら

全力疾走で教室へ戻っていく。









黒「しょっぴーって俺のこと嫌いではないよね…？」


白「嫌ってはないと思う。」


黒「なら、いいや。」


白「康二くんを友達として好きすぎるだけでしょ笑」


黒「だよな笑」









文化祭の準備期間で、しょっぴーとも距離は縮まった気がする。









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