Orange daily life Ⅵ (ページ10)

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紫side

紫「康二、ちょっとめくるね。ﾁｭｯ…」

橙「っあ、」

白「ちょっとふっかさ、」

紫「ﾁｭｯ…康二の腰って本当細いよな。」

ラウールの声を遮るように
康二の腰を引き寄せ撫でながら、何度も唇を落とす。

橙「っん…ふっかさん、」

紫「やめてって？嫌だね。ﾁｭｯ…」

橙「もう分かったから」

紫「ﾁｭｯ…何が分かったの？」

橙「えっと、んっ…俺がかわいいとか何とか、」

紫「んー、それだけ？ﾁｭｯ……何も分かってないじゃん。
ﾁｭｯ…本当康二は鈍感だよね。」

橙「もういやや、っん！ふっかさん…ほんまに恥ずい」

康二のやめて欲しい、恥ずかしいなんて声を聞くと
余計に止めらんなくなる
華奢な細い腰に何度も唇を落とす

恥ずかしいとか、分かったからとか…
何にも分かってないくせによく言うよ

紫「ﾁｭｯ…」

橙「ふっかさん、グスッ」

黄「ふっか、さすがにもういいんじゃない？
康二もう恥ずかしさの限界突破して泣くぞ」

紫「あー、ごめん…… そんな恥ずかしかった？」

橙「恥ずいし、なんかふっかさんに話しても
俺の言葉届いてないみたいやもん。怖かった…」

紫「ごめんって。ハグでもする?」

橙「うん。」

頑張ってついてた立て膝も力が抜けたようで
座ったまま全部の体重を俺にかけてくっついてくる

橙「ふっかさんのハグなんか落ち着くねんな」

紫「…そう？」

橙「ふふっ、うん…」

紫「疲れたよな？」

橙「何かみんな今日優しすぎるし、めっちゃキスするし
恥ずかしかったし…ちょっと変やったで」

紫「そうだな…何でだろうな。
てか、康二眠いだろ？メイクの順番最後にするから寝とけ」

橙「ちょっと、恥ずかし過ぎて疲れたわ」

紫「ん、受け入れてくれてありがとう」

橙「受け入れる？まあ、メンバーやしな……ｽｰ」

紫「メンバーね…」

恥ずかしがりながらも簡単にキスを受け入れるなんて
まあそんな理由だろうとは思ってたけど
本当に目の前の彼は鈍感すぎる

ねえ、康二。
我慢にはいつか限界がくるんだよ。

その時は、その唇を奪ってやるからさ
今日みたいに逃げずに、受け入れてくれるよね？

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＂腰＂へのキス

＿＿＿＿＿あなたという存在を
＿＿＿＿＿＿＿＿自分のところに繋ぎとめておきたい

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