Orange daily life Ⅵ (ページ3)

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胸ページ3

黒side

ふっかさんの声で何か身構えた康二

黒「康二、そんな身構えなくていいから笑」

橙「やって何か怖いんやもん」

黒「いいから、おいで。俺の膝の上座って。」

橙「えー、珍しいな」

怪しげに迎え合わせになるよう座った康二の腰を
ぐっとより俺に引き寄せる

橙「うわっ」

黒「どこにしようかな」

橙「え、もう…なにが？」

青「目黒、時間考えろよー」

黒「えー、じゃあ失礼します。」

橙「えっ、ちょっと何やっ…ﾁｭｯんっ、」

黒「ごちそうさまでした」

ラウが耳にキスをしたように
俺らだって康二へキスを贈りたいわけよ。

華奢な体の首元をめくって鎖骨よりも下の
＂胸＂へとキスを贈った

橙「今…なにしたん？」

黒「んー…キス。」

橙「キスってそんな、」

黒「ラウからも耳にされてたでしょ？
俺らにはさせてくれないなんて狡いからね」

俺の膝の上で顔を真っ赤にさせながら
おどおどと理解をしようとしている

紫「まあそういうわけだから。あと6人残ってるよ」

青「ラウールが戻ってくる前に終わらせないと」

橙「えっと…みんなするん？」

桃「もちろん！」

橙「俺、恥ずいねんけど…」

緑「大丈夫。俺らに身を委ねてくれれば。ね？」

橙「…うん。」

いろんな意味も含まれているような言い方の
あべちゃんの言葉をすんなりと受け入れる目の前の彼

てか、うん。じゃねえだろ普通
何でそんな受け入れ態勢なのか…この鈍感が。

緑「じゃあ次はこっちおいで、康二。」

橙「あべちゃん…」

俺の膝から降りた康二の背中を見送る

あぁ、＂胸＂にキスをする意味
君はいつ分かってくれるのかな

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＂胸＂へのキス

＿＿＿＿＿あなたを所有したい、独占したい。

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