Orange daily life Ⅵ (ページ2)

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紫side

黄「はい、ラウール終わり」

白「せっかくの康二くんとの時間邪魔しないでよ」

橙「せやで！最近ラウ学校で忙しいんやから
俺やってくっつけんで寂しかったんよ！」

白「ほら、そう言ってんじゃん」

橙「あべちゃんとさっくん以外に
怒らんで抱きつくのを受け入れてくれる
数少ない人物を奪わんといてな」

身長差からすっぽりとハマる体を後ろから抱きしめ
康二の見えないところで俺たちへ
得意満面な笑みを浮かべる

だから、年上舐めんなよって。

俺と照で康二の真正面から近づいていく
ラウから威嚇されてる気がするけど
年下だからって遠慮はしねえ

黄「抱きついても別に嫌ってわけじゃないから」

橙「でもいつも俺のこと受け入れてくれんやん！
離れてとか、近いとか言うのはそっちやろ？」

紫「まあそれは、あれだよ…うん」

黒「康二が可愛いから抑えられないだけ」

橙「っ、え？」

赤「可愛い子が近づいてきたらいい意味で困るんだよね」

青「可愛いやつとハグするなんて
いろいろとさ、我慢できねえんだよ」

橙「えっと…何を我慢するん?」

桃「まあそこらへんは、可愛い康二が知る必要ないけどね」

緑「俺らだって簡単に受け入れてるように見えるけど
可愛い康二が自分の腕の中にいる時、我慢してるんだよ」

橙「可愛い可愛いって…みんなどうしたん？」

紫「ラウールにだけそんなことさせるなってこと
ていうか、俺らにもさせろってことだよ」

橙「させるって、なにを？」

紫「んー、それはしてからのお楽しみで」

今ここで言ったら、ラウが暴れそうだから
早く楽屋の外に出てもらわないと。

緑「てことで、ラウメイクの時間らしいよ」

白「は？嘘でしょ」

黒「嘘じゃ無いから」

白「タイミング良すぎない？」

そこまで、考えてるのが年上なんだよ。

紫「メイクさん待ってるから早く行け」

黄「康二のことは預かっておくから」

白「康二くんに変なことしたら許さないからね！」

変なことなんてしないよ。
ラウがやったことと同じことをするだけ。

紫「じゃ、始めようか」

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