タイトルの大喜利そろそろ尽きてきた ページ35
レスバの腕を鍛えるというか、もう少し論法学習するべきだと思うんだ。
そうすりゃいいくるめられることがなくなると無くなるはずなんだよ。
大体家が隣なのに止まる意味ってあるか。
ネトゲしたいんだよ。
…ともかく、俺は相棒と共に深夜のネトゲを駆け巡りたかったのに道は崩れ落ちましたよ。
お姉さんがいるからあんまり強く出られないし。
というわけで、夜は沢田家で食べることになったので事前にことわりをいれておく必要があった。
「お姉さん、俺林檎だけでいいから。ってか果物ならなんでもいいから」
日頃果物と栄養剤だけとか言う不摂生をしてしまってるせいで
液体でもない限りなかなか体が受け付けない悪化版完全菜食主義者だしね、しょうがないね。
お粥とかスープとかならなんとか飲めるけど、そんな手間かけるわけにはいかない。
「でも、ちゃんと栄養とらないとダメよ?まだ育ち盛りなんだから」
「栄養剤で均衡とってるから平気」
足りないものを補っているのは確かだし、病一つかかってないのだから嘘はついていない。
嘘はついていないのだが、やや心が痛いのも事実だ。
「まだ若いんだから、そんなこと…」
「若さでいったらお姉さんも俺も対して変わらないだろ?それに今日はディノさんだっているんだから、さ」
相手を褒めつつ論点を入れ換える。
悪いことをやっている自覚はあるとも。
「もう、そんなこと言われると照れちゃう。林檎ならあったからそれでいいのよね?」
「悪いね、貰うがわなのに注文つけちゃって」
「もう、子供がそんなこと言わないの」
この人の心は銀河なのだろうか。
"子供がそんなこと言わないの"って、子供も大人も関係無い。
そんなこと言っちゃったら子供の姿した人間に利用される可能性だってあるのにね。
罪悪感なんてゲームしてりゃ忘れるんだから、電子の海にダイブしないと…月の海は却下だけどね。
「お、戻ってきたか」
「もうちょい時間かかるっぽいよ。ジジ抜きなら三回は出来るんじゃない?」
机に散らばったトランプと持っているカード、そしてババがないんだからジジ抜きで正解。
すでに終盤だけど。
「なんでジジ抜きって…」
「なんならジジのカード持ち言おうか?」
「んなこと言わねぇで素直に混ぜろって言えよ」
うるさい。
「誰がんなこと言ったんだよ」
「次七人な」
「一回だけな」
「初音さんってなんだかんだ付き合い良いよね」
「あのなぁ…」
…まあ、やろうかな。
おかわりはいりまーす→←少し離れて知らない造語出来てるときってあるよね
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作者名:菫青 | 作成日時:2019年9月18日 19時