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「え、どしたん！？」
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泣いてる私を見て
わかりやすく動揺する廉くんは
私の横に来て背中をさすってくれる
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「大丈夫大丈夫。
泣きたい時は泣きや。」
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背中にある廉くんの手は
優太くんよりも小さくて
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....、
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こんな時でも優太くんが頭に浮かんでくる
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それと同時に涙も止まらない
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すると廉くんは
自分のブレザーを私の頭にかけた
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「ほんまやったらこういう時
胸貸したるのがいいんやろうけど、」
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ブレザーの隙間から見えたのは
悲しそうな廉くんの顔
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「流石に親友の彼女にそんなん出来んからさ。」
『.......ありがとう。』
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しばらくして涙が引っ込んだ私
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廉くんはずっと隣で何も聞かずにいてくれた
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本当、
最近廉くんに救われてばっかり
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『ごめんね、舞台発表見に行けなくて。』
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きっともう
私達のクラスは終わっている時間
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「いいよ、流石にAおいて
舞台見に行くとか出来やんし。」
『...優太くん、白石さんとキスしてた。』
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言わないと自分が押しつぶされそうで
廉くんにぶつけてしまう
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『多分優太くんの不可抗力...、だと思う。
でも、頭ではわかってても
気持ちって整理つかないね。』
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私は笑ったのに
廉くんの方が苦しそうな顔をしている
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苺大福(プロフ) - uhaaさん» 閲覧ありがとうございます。2は以前書いていたものを訂正している最中ですので、すぐ続きを公開してから3はパスワードを無くして公開します。学生の身分なので更新が夜になることが多くなります。把握よろしくお願いします。 (2020年2月20日 21時) (
レス) id: 57fd65d360 (このIDを非表示/違反報告)
uhaa(プロフ) - いつも楽しみに見ています！パスワード教えてもらえますでしょうか？ (2020年2月20日 19時) (レス) id: 8d399c4708 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - がりこさん» 閲覧ありがとうございます。2でまだ出していないお話がありますのでそれが書き終えたら3も出します！更新遅くてすみません...。よろしくお願いします。 (2020年2月18日 23時) (レス) id: 57fd65d360 (このIDを非表示/違反報告)
がりこ(プロフ) - 続きが読みたいです、、。パスワード教えて欲しいです！！ (2020年2月18日 21時) (レス) id: e32e0ad290 (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - 昨日作品見つけて一気にここまで読んでしまいました、、、ドキドキが止まりません（ ｉ _ ｉ ）更新楽しみにしてます！！！！！！！ (2019年10月25日 2時) (レス) id: cbf3d7ca2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺大福
| 作成日時：2019年10月19日 22時
