062 ページ12
.
『いやいや、それはないよ。
あの男の子と喋った記憶ないよ?』
.
.
全力で否定した私に
優太くんは手を私の頬へあてる
.
.
.
「....自分が男子から人気があるって事
ちょっと自覚してくんねぇかなぁ...。」
.
少し寂しそうに
苦しそうに
優太くんはそう言った
.
.
私なんかが人気ある訳ないのに、と思いつつ
これ以上否定しても意味が無い
.
.
だから、
.
『私、優太くん以外の男の子に
興味ないから大丈夫だよ。』
.
そう言ったのに
どうして優太くんはそんな切ない顔するの?
.
.
.
「......廉は?」
『.....え?』
「廉のことは?」
.
.
急に出てきた廉くんの名前に
戸惑いを隠せない私
.
.
なんでここで廉くんが出てくるの?
.
.
.
「っ、やっぱなんでもない!」
.
優太くんは私の返事を聞く前にそう言って
時間とらせて悪ぃ、
と申し訳なさそうに言ってくる
.
.
『あ、ううん。
だいじょ、っ!?』
.
大丈夫、と言い終える前に
優太くんは私を抱きしめてきた
.
.
.
『ゆ、優太くん!?
ここ学校!!』
「俺さ....、」
.
優太くんは抱きしめる手を強める
.
.
「Aの事好きすぎて
頭おかしくなりそう....。」
.
そう言うと優太くんは私から離れて一言
.
.
.
「文化祭2日目俺に時間くんねぇかな。
....、一緒に回って欲しいっす。」
.
297人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
苺大福(プロフ) - uhaaさん» 閲覧ありがとうございます。2は以前書いていたものを訂正している最中ですので、すぐ続きを公開してから3はパスワードを無くして公開します。学生の身分なので更新が夜になることが多くなります。把握よろしくお願いします。 (2020年2月20日 21時) (レス) id: 57fd65d360 (このIDを非表示/違反報告)
uhaa(プロフ) - いつも楽しみに見ています!パスワード教えてもらえますでしょうか? (2020年2月20日 19時) (レス) id: 8d399c4708 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - がりこさん» 閲覧ありがとうございます。2でまだ出していないお話がありますのでそれが書き終えたら3も出します!更新遅くてすみません...。よろしくお願いします。 (2020年2月18日 23時) (レス) id: 57fd65d360 (このIDを非表示/違反報告)
がりこ(プロフ) - 続きが読みたいです、、。パスワード教えて欲しいです!! (2020年2月18日 21時) (レス) id: e32e0ad290 (このIDを非表示/違反報告)
さやか(プロフ) - 昨日作品見つけて一気にここまで読んでしまいました、、、ドキドキが止まりません( i _ i )更新楽しみにしてます!!!!!!! (2019年10月25日 2時) (レス) id: cbf3d7ca2a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:苺大福 | 作成日時:2019年10月19日 22時