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『え、嘘....。』
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廉くんからでてきた言葉に驚きが隠せない私
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あたふたする私を見て廉くんは笑う
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「嘘ついてどうすんねん笑。」
『だって、優しいし女の子扱い慣れてるから...。』
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ﾎﾞｿﾎﾞｿと下を向いて呟く私の顔は
廉くんの手で上に向かされる
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廉くんの顔を見ると少し困ったように
眉を下げながら笑っていた
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「全然慣れてないで。」
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そう言って廉くんの手は私の腕を掴んで
自分の心臓にもっていった
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ﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝ
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手のひらから感じる廉くんの心臓は早い
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「女の子何好きとかわからんから
昨日ネットでめっちゃ調べたし。」
『そ、そうなの！？』
「おん。それにさ、」
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廉くんは恥ずかしそうに
斜め下を向いて言った
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「優しいのはAちゃんにだけやから。」
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段々熱くなる私の顔
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廉くんの一つ一つの言葉が
私の脳を溶かしていくのがわかる
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もう夜ですっかり冷えきった私の鼻は赤かったのか
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廉くんはそれに気づいて
もう家入らなな、そう言った
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掴まれていた腕を離して
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『今日はありがとう。』
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玄関のドアを開けて中に入る
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閉めかけたドアに廉くんの手がかかり
吃驚して顔をあげると
廉くんは朝と同様に
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『ちょっと両親に話が....。』
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そう言った
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苺大福(プロフ) - FMYさん» 初めまして！ありがとうございます！！岸くんメインの作品が多いですが.....(汗)ありがとうございます！よろしくお願いします。 (2020年4月11日 16時) (
レス) id: 57fd65d360 (このIDを非表示/違反報告)
FMY(プロフ) - はじめまして。廉くんとのストーリーきゅんきゅんしながら拝読させていただきました。他の作品も読ませていただきます！これからも頑張って下さい。楽しみにしています。 (2020年4月11日 14時) (レス) id: 489c69e91d (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - りんりんさん» もうすぐ終わりになります...。楽しみにしてくださってありがとうございます！頑張って書いてみます！！ (2019年12月8日 13時) (レス) id: 57fd65d360 (このIDを非表示/違反報告)
苺大福(プロフ) - いろはすさん» ほんまですか！？ありがとうございます！私も書きながらキュンキュンしてます((( (2019年12月8日 13時) (レス) id: 57fd65d360 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - もうすぐラストでしょうか(;д;)更新楽しみにしている作品で、毎回キュンキュンで最高のお話で泣きそうになってます。これからも廉くんmainの作品楽しみにしています！ (2019年12月8日 0時) (レス) id: de7080785b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：苺大福
| 作成日時：2019年11月7日 21時
