パーカー少女episode2

Yuzu　Side ページ16

結弦「…んっ、」







目を覚ますと隣には（人2）が居た。








結弦「（人2）…」






俺は（人2）の頭をそっと撫でた。






俺には（人2）が居てくれてる。



『んっ、ゆづ？』






結弦「ごめん、起こしちゃった？」







『ううん、ねぇゆづ…』







結弦「ん？」







『一人で抱え込まないでね、一人じゃないから。わたしがゆづの脚になる』








結弦「（人2）…」









（人2）には全部お見通しか…。







『ゆづは優勝できなくてもわたしはゆづの味方だし、世間が何言おうと私はずっとゆづの味方だから。』







結弦「（人2）…ありがとう。」









俺は（人2）をぎゅっと抱きしめた。









結弦「俺も、（人2）が側にいてくれれば
それでいい。」









『ゆづ、、』

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