生徒会のヒミツ【3】 (ページ38)

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Secret135 ページ38

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海「Aちゃんどうしたの？」

ブラック王子と会長のやり取りをボーっと

見ていたら、隣に座っていた海ちゃんが声を掛ける。

あ「ううん。なんでもないよ。」

すぐに視線を落として、肉を口に入れた。

するといきなり、

海「分かった！！もしかしてAちゃんも

食べさせてもらいたいんでしょ！？」

あ「…ッはっ！？」

満面の笑みで唐突なこと言い出すから

食べてた物が喉に詰まりそうになった。

海「もぉ～それならそうって早く言ってよ～

仕方ないなぁ」

おい…ハピネスボーイよ…

どうしたらそこにいきつくのだ…

別に私は…

だけど海ちゃんは可愛らしい笑顔で

「あーん」とか言いながら

肉を挟んでる箸を私の口元まで持ってくる。

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あ「ちっ、違うってば…！」

って否定してみても

海「いいからいいから。

遠慮しなくていいよ。ハイ、あーん」

催促されて。

あ「…あ、あー…ん…」

仕方なく、押されるがまま口を開けた。

海「美味しい？」

あ「うん。…美味しい。」

…

…なんなのこれは。

なにプレイなのよ。

おままごとか何かですか。真顔

ふふん、と嬉しそうな表情をする海ちゃん。

そんな顔を見てたら

ま、本人が満足ならいっか。

いつもは甘えん坊で弟のような海ちゃんも

お兄ちゃん気分を味わいたかったのかな、と

勝手に解釈した。

神「Aちゃーん。」

あ「はーい！」

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