Secret126 ページ29
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自分の体に自信あるわけじゃないから
パーカー脱ぐことに少し抵抗が…
なんてモジモジしてても
仕方ないことは分かってるから
渋々パーカーを脱いだ。
あ「じっ、じゃあ行ってくる！！」
紫「待って。忘れとる。」
今度こそ海へ入ろうとしたら
ジンさんの次は紫耀に引き止められて
浮き輪をお腹に掛けられた。
あ「あ…ありがと…」
紫「ほな行こ。」
先行く紫耀の後ろをついて行く。
紫「俺の側から離れたらあかんよ。」
急に振り返って、そう言うと
優しい微笑みを私に向ける。
あ「…う、うん」
ねぇ。待って。
その笑みからの
紫「よし。いい子。」
頭ポンポンはやばいって。
海来て早々私のトキメキメモリアルが
止まらないんですけどぉ！？！？
.
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そんなドキドキもみんながいるところに
着いてしまえば、
廉「ふっ。
やっぱひよこっていう名前だけあるな。」
ブラック王子の一言で一瞬で消え去る。
あ「ふんっ！どうせ園児体型ですぅ！！
人のこと言う前に自分の体見てからにすれば？
ひょろっひょろじゃん。」←←
廉「あ？なんやって？
ほんま最近口が達者になったなぁ？あ？」
売り言葉に買い言葉。
久しぶりの口争いが始まる。
眉と口角をピクピクさせるブラック王子と
バチバチに睨み合ってると、
海「あははっ！二人の言い争い久しぶりに
見た気がする。」
水鉄砲で私とブラック王子の顔めがけて
陽気に水を飛ばす。
その瞬間、口争いしてた私達の鋭い睨みは
海ちゃんへ方向転換。
廉「俺正面から攻めるからお前後ろな。」←
あ「おけ。任せて。」←
アイコンタクトしてから
海ちゃんに気付かれないようさりげなく
後ろに回ってしまえば、
.
海「ちょっ、待ってまて！
二人がかりはズルくない！？」
廉「海人、自分が悪い。
観念しろ。」
海「ごめんて〜そんな怒ることなくない？」
あ「ごめんで済むなら警察はいらないから！」
隙ついて後ろから海ちゃんを取り押さえる。
その瞬間、海ちゃんから
水鉄砲を奪い取ったブラック王子は、
顔面めがけて猛反撃した。
海「ぶわぁっ！！
しっ、紫耀っ！！助けて！！」
うん。
実に大人気ない私達。←
いや、でもやられたからには
それなりに倍返ししないと。ね？←←
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作者名：rion
| 作成日時：2018年10月4日 15時
