Secret116 ページ19
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無事、夏休み前のテストも終わり、
紫耀に出来栄えを聞いたら親指を突き出して
グッジョブのポーズをしながら
「ばっちり！」と自信満々そうだった。
これで補講になったら笑うけど。←
放課後は生徒会メンバーで打ち上げ兼私の歓迎会が
予定通り行われる。
の、はずなんだけど…
「きゃーっ！廉くんっ！！れんくぅーん！！」
「あの！これ頑張って昨日作ったので
よかったら食べてくださいっ」
廉「ありがとう。後で美味しくいただくな。」
「神宮寺センパイ！！
私、今日どこか変えたんですけど、
分かりますか！？」
神「髪色と前髪少し切った？
かわいいね。似合ってるよ。」←
「きゃーっっ！！
やばいやばい！気付いてくれたぁ！！」
「玄樹さんっ！！
おっ、俺と今度デートしてください！！」←
「なに言ってんだよ！
いわげんは俺とデートすんの！」
玄「ごめ〜ん。俺、女の子のにしか
興味ないんだよね。アブノーマルは渡らないんだ。」
.
おいおい私放置して囲まれてるじゃんっ！！！←
え？？なにどういうこと？？
誰かさん(ブラック王子)が待っとけって言うから
校門の前で待ってたのに
6人全員女子に囲まれて戯れてるじゃん！？
ねぇ、どういうこと？？
どういうことなの？？
ちょ、誰か説明書ぷりーず。真顔
廉「みんな、今日もこんなにプレゼントを
ようさん持ってきてくれてほんまありがとう。」
神「俺らこれから打ち上げなんだ。
だから行かなきゃ。」
さっきまで歓声あげてた女子達が彼らの話を
静かに聞いて頷いてる。
なんだここは。
どっかのLIVE会場か。←
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作者名：rion
| 作成日時：2018年10月4日 15時
