生徒会のヒミツ【3】 (ページ11)

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Secret108 ページ11

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赤の扉の前に立ち、ドアノブに手をかける。

ゆっくりドアを開けて

あ「失礼しまーす…」

部屋の中へ足を踏み入れた。

強制的に生徒会へ

入らされた日以来の紫耀の部屋。

ベッドにはスヤスヤ眠ってる

紫耀の頭が見える。

いや～どうやって起こすよ。

だって寝起き悪いって聞いたら

起こしずらいよね。

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あ「しょー…」

かと言って起こさないと勉強が進まないから

取り合えず優しく体を揺すってみる。

紫「…」

もちろん反応なし。

あ「しょーくーーん！」

今度は強めに揺すってみるけど、

紫「んー…」

唸るだけで起きる気配なしっと。←

どうする？これ。

前に生徒会室探索してた時は

勝手に目覚めたからなぁ。

もう起きるまで放っておいて

私だけ勉強しちゃう？

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気持ち良さそうに眠る紫耀の寝顔を見つめる。

あ「…。」

寝顔を盗見みるのは2回目だけれど、

綺麗な寝顔してるよねー…。

ほんと眠れる森の美男。

いや、森じゃないか。ここ学校だし。

眠れる学園の美男？←

なんてしょうもないことを考えてたら

あ「ぎゃぁっ。」

いきなり開いた目と目が合った。

デジャヴすぎるでしょ…！！

なんで私が起こしたら起きないで

いきなり目覚める！？

びっくりしすぎて

心臓止まるかと思ったじゃん！！

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