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コア ページ12

サン「…もしかしたら、もう



博士はここにはもう、いないかもしれない…」


俺たちはすぐにコアへ向かった


コアは博士の1番大きく作ったもの


そして最高傑作でもあった


本当は兄さんはこの手紙を解読出来たあと、すぐに行くつもりだったらしいけど


わざわさ俺にも見せる為に、時間を取って声をかけてくれたらしい


その時間、絶対に無駄にしたくない


そんな思いがコアに来ると一層高くなる


今だったら、今だったらまだ間に合うはず!


そんな根拠もない思いを胸に


コア中を走り回った


そして


居たんだ


白い白衣に、黒い服


少し割れたような顔をした


そう、俺らの親の、博士だ


でも、決意を取り込んだせいなのだろうか


やはり少し、溶けているような感じになっていた


クロユキ「博士!」


俺の声はコア中に響いた


気づいた様に俺たちの方にゆっくりと向く


ガス「やぁ、黒雪、サンズ、もしかして私の最後を見に来てくれたのかい?」


サン「それは違うぜ、俺たちは博士を連れ戻しに来たんだ」


クロユキ「ねぇ、戻ろうぜ?博士、まだ、俺は」


まだ、やりたいことがあるのに


ガス「…すまないね、私はもうこの先は長くないんだ……」


クロユキ「な、ならさ!人工的にソウルを作れば!」


俺や、兄さんとかに、やった様に…!


ガス「あれは、まぐれだったんだ…」


クロユキ「!?」


ど、どういうこと…?


ガス「…私は、ここを初めて作った時、とても嬉しかった、この国に役に立てたのだと」


ガス「だから、色々な実験をして、人間を倒さずにソウルを作り出し、みんなを解放する」


ガス「それが、私の研究だったんだ、国王陛下からはバリアの研究だけだったがね」


サン「いきなり何を…」


兄さんが少し驚いたように質問をする


だけど、それには答えないで博士は話を進める


ガス「そんな時、私はいつも通り研究をしていると、ある人間が落ちて来たんだ、その子は男の子でね、だがもうここに来た時には生きてはいなかったんだ…」


ガス「まだその子はとても小さかったし、この先も生きたかっただろうと思い、私は代わりになるソウルをずっと作っていたんだ、だが最終的に作れたのがモンスターのソウルだった…」


ガス「とりあえずそのソウルは、壊れないように特別な所に保存をし、彼の所に行くともうすでに白骨化が進んでいて、骨しかなかったんだ」


ガス「そう、それはまるで
今いる、サンズのようにね」

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れい(プロフ) - 私も応援してるよ! (2020年8月20日 14時) (レス) id: 1655cf841d (このIDを非表示/違反報告)
ちい☆(プロフ) - 面白い!頑張ってね! (2020年8月14日 4時) (レス) id: 8b477417ab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キンポウゲ | 作者ホームページ:しーらね←  
作成日時:2020年8月13日 0時

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