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#11 ページ13

mz side




「契約の仕方は、」


契約書を俺の部屋に持って来た後、琥珀が説明を始めた


部屋の棚を漁って遥か昔に使っていた墨と小筆を取り出す


「先ずはこれを使ってここに名前を書く」


「普通の筆とか墨とかでいいの?」


「大丈夫よ、ただ後世にも残る物だから丁寧に書くように」


「ぜ、善処します、」


そっと筆を手に取り、慎重に墨を付ける


深呼吸して筆を紙に近づける




「っ、出来たぁ…」


俺の中で過去一番に綺麗な字で名前を書いた


「時間かかりすぎ」


自分でもそれは思った



たった四文字を書く為だけに30分もかかったのだから




.

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設定タグ:HiHiJets , 井上瑞稀 , 妖パロ   
作品ジャンル:ミステリー
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作者名:ゆるゆき。 | 作成日時:2021年9月17日 15時

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