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＃0＿Prolog ページ2
mz side
俺は昔からこの世のものではない”モノ”が視える人だった
それを知ったのは小学校に入ってすぐの頃
「ゆーくん、あそこに狐いるよ？」
遊んでいると狐の妖が木の上に居るのが見える
「えっうそうそ？どこ？」
「ほら、あそこの木の上」
「なんにもいないじゃん」
「いるんだって！」
幾ら居ると主張しても取り合って貰えない
「みーくんの嘘つき！もう一緒に遊ばないもん！」
結局俺は、ハブられてしまった
そして、徐々に自分の殻の中に閉じこもっていった俺を心配して母親がジャニーズに入らせたんだ
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作者名：ゆるゆき。 | 作成日時：2021年9月17日 15時
