獄卒の日常 【木舌】【獄都事変】

#8 ページ9

Aside



木「いや〜お酒こんなにいっぱい買っちゃったぁ〜」



『早く飲みたいね！でもまだ4時半だね！』



木「俺はいつでも飲んでるけどね〜」


『おしかしてもうお酒入ってる…』



木「いや、今日は珍しく飲んでないんだ
(凄い飲みそうになったけど…)」




『聞こえてるよ
まぁ、良かった！飲んでなくて

(私も凄い飲みそうだった…あっぶね)』




木「聞こえてるよ」




『エッ


まぁそんなことはいいの！

そういえば今日は何の日か知っているかいワトソン君。』



木「ワトソン君じゃないし知らないなぁ」



『そっかーワトソン君。

実は実は…






今日中秋の名月で、月見酒の日でもあるんだよ！』



木「そうだったのかい？
初耳だなぁ

…せっかくだしみんな誘う？？？」



『いいね(^-^)v』









『さて、どうやって誘うか…』



木「そのまま当たって行ってもダメな気がするなー


よし、当たって行くか。←」



木舌が食堂の扉をバンッと開ける


そこには任務終わりのみんながくつろいでいた




木「誰か俺たちと一緒に酒飲む人〜！」




一同「………」




木「……じゃあね〜！」



『ちょいちょい！
ダメじゃん(小声)』


木「そうだったね〜あはは」




部屋に戻って木舌と話す



「ダメだったね〜
ああ、寂しくて目玉が取れた」


『ああ、私もなんか取れそう…
うごうごしてる…』



佐「木舌！A！


お酒付き合うから！！！」




必死な佐疫が参加


ｲｴｲ/ ｲｴｲ/ ｲｴｲ/





佐「何でそんな簡単に外れるの！」



木「なんかすぐ外れるんだよね〜


あっ、こんなこともできるよ。ホラ」



と言って目玉をポンッと飛び出させる



『木舌…』



佐「夜まで目玉没収します」


木「あれ？
めだまめだま…」




『なんか一人ずつなんかしてけば全員誘える気がしてきた！

次は誰に行きますか！隊長！』



木「とりあえず廊下歩いてみるか〜

目玉がわりになってね」



『はいはい』





あ、谷裂発見



『木舌、ちょっとここに立ってて(小声)』


木「ん？いいよ
てかなんで小声？(小声)」





谷「ふぅー



っ！！！」



谷裂が一本外れた電気の付いていない薄暗い廊下にたたずむ目のない木舌を見てビクッとする


ちょっと面白い



谷「何をしている木舌！！」



『佐疫に目玉を没収され…』



谷「何をしたんだお前は！！」

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