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次の瞬間ツルが襲いかかる。
「えッ…！！」
ツルはノエルの体に巻き付き拘束した。
「…しまっ…！？」
ノエルに襲いかかったツルの正体は、
このダンジョンの罠トラップ魔法である
高レベルの植物創成魔法だった。
「(くそ、面倒なことになったな…)」
ラックが大量に発動させたうちのひとつだろうか。
人間よりも大きい食虫植物のようなそれは
ノエルを捕食しようとする。
が、
「逃げろォ─！」
アスタの斬撃により、
ツタが切れてそれは無理となった。
腕にノエルを拘束したツタとはまた違うツタが、
背後からアスタを拘束する。
「アスタ…！」
食虫植物のようなそれはもう一匹いた。
対処しようとするカイコクはこちらに向かってくる
マナを感知する。
「(このマナは確か…)」
見覚えのあるマナであって、『彼』なんだろうと
理解したカイコクは
アスタの方はトドメを任せようと思い、
動きを封じる・殺す
を頭の中で理想像を描きながらグリモワールを
開く。
亜空間魔法
"理想ノ流星群"
現れた番傘を構え、その黒き銃弾は二手に別れた後
アスタの方は大きな口にあてて動きをとめさせ、
ノエルの方はツタと共に花諸共崩壊させた。
そして反対側から
風創成魔法
"風刃の叢雨"
雨のように降る風の剣つるぎが
アスタを避けながら刺して倒す。
「どあっ！」
アスタはツタが切れて、
下に受け身もなしで落ちた。
「おい、大丈夫かィ？」
「え、えぇ大丈夫よ」
「大丈夫です！」
無事を確認して風創成魔法の発動元もとを見遣った。
そこには、三人が佇んでいる。
よく見ると、三人は同じローブをつけていた。
金色のローブ、
そしてそのローブの胸元には、
山脈から顔を出す太陽のエンブレム。
「借りを返しに来たぞ
アスタ…！！」
「ユノ…！」
『金色の夜明け』団の団員と、
そこに所属した
アスタの幼馴染であり、ライバルでもある
ユノだった。
『金色の夜明け』団の団員三人と、
『黒の暴牛』団の団員三人が向かい合っていた。
「ユノ
なぜこんなヤツらをわざわざ助けたのだ」
メガネの男ーー
彼の名は、
クラウス・リュネット
貴族だ。
「我々の任務はあくまでこのダンジョンの攻略…
つまりは最深部の『宝物殿』に速やかに辿り着くことだ
こんなヤツらに係っている時間など無い…！」
「おいユノ！
いきなり何だこの失礼メガネは！」
「先輩」
「メガ…
失礼なのは貴様だ！
貴族の私と対等な口を訊くな！」
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レイ - 箒が放棄になってますよう (7月20日 14時) (
レス) @page16 id: 27b30402b9 (このIDを非表示/違反報告)
夏希 - きのさん» はい!楽しみにしてます！でも無理しない程度にしてきださいね? (2018年7月19日 16時) (レス) id: 9f5ed6db60 (このIDを非表示/違反報告)
きの(プロフ) - コメントありがとうございます。ナカゲノのカイコクさんかっこいいですよね。更新頑張ります！ (2018年7月18日 9時) (レス) id: aa1d5f41b1 (このIDを非表示/違反報告)
夏希 - カイコクさん、カッコいい！面白いです!ナカゲノもブラクロも好きな私には堪りません。更新頑張ってください♪楽しみにしてます！ (2018年7月17日 2時) (レス) id: 9f5ed6db60 (このIDを非表示/違反報告)
@ - オリジナルフラグを外さないなら違反報告するまでだ。ルールを理解する気も守る気もないなら作品なんか作んな (2018年6月24日 13時) (レス) id: 3cfe8e2fd1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きの | 作成日時：2018年6月23日 2時
