第17話【うへへ】 ページ17
「というか、バレンタインでもないのにチョコ!?」
あ、思わず口にしちゃった。
「あ!うほこちゃん!いたのね、てゆーか、聞いてたの?盗み聞きなんてひどいわ」
「い、いや……別に、跡つけてきたとかじゃないから」
「やっぱりそうなのね!」
私たちが言い争ってると、唖然としたうほこくんが隣にいた。
「えっと、それよりこれはどういうこと?バレンタインでもないのに」
質問するうほこくん
「え!……それは、帰ってからみなさいよ!」
「あ、うん」
???
よくわからないな。
私は鋭さのうほこと呼ばれた時期もあったのに!(妄想)
むう……
これは、今日は撤収した方がよさげかな。
えっと、運動会は9月17日。
今日は9月7日だから10日後!
早くね?
それまでにうほこくんとの親密度を高めなきゃ!
そして今日は寝ます。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
おはよう!
今は元気に学校に向かっています
私は一緒に行く友達なんか居ないからね……
ん?
あれは……うほみだ。
なんかルンルン!って効果音がつきそうなくらいのステップで学校に向かってるじゃん。
あいつ……クラスの人気者だけあって結構モテたりもするんだよね
運動神経いいし、あ、でも頭はぶっ飛んでるよ?
むむむ、今までの事が整理されてきた。(なに急に)
あれ?
借り物競争って私とうほみが一緒に走る前提なの?
違くね?
身長、うほみ結構小さい方だし。
ありゃりゃりゃ?
「あなた、今日も平凡そうね」
私の目の前には生意気な口を聞くうほみ!
なんでいるんだよ
「あなたを見かけたからきたのよ」
まるで私の心を見透かしてるかのように言った。
こえーよ。
「何か用?」
「あなた、借り物競争一緒に走れるのって思ったわね」
「なんで知ってるんだよ」
「それは心配無用よ!私にはある能力があるの。それはね、都合のいい作者よ!」
何を言ってるんだこいつ。
「意味がわからないって思ったわね。教えてあげるわ、作者は、何もかも都合のいいように設定を変えられるのよ。たとえあの人と私の運命だってね」
本気で頭がおかしいのではないかと思った。
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ことみ(プロフ) - なんか知り合いに似てる様な。。。うひょ。。。 (2019年8月5日 10時) (レス) id: 58ea8aaecc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紀乃、さこさ x他1人 | 作成日時:2019年6月22日 17時