恋の対決。

青×黄 ページ2

※一度青×黄になります。

僕の名前は青柳 ころん。
僕には好きな奴がいる。
そいつの名前は黄黒 るぅと。
…男だ。
え？男が男を好きになるのはおかしいって？
うるせえわ！とにかく好きになっちゃったの！
え？どこを好きになったのかって？
えーと。可愛い声なのにかっこいい顔、少し腹黒いとこ、優しいところ！
この三つが特に好き…って言わせんなばかっ！
あ！前にるぅとくん発見！声かーけよ！

こ「おーいるぅとく…」
女子A「ころん先輩！」
こ「え？」
女子B「やっぱりころん先輩だ！」
女子C「ころん先輩サインください！」

…はぁ。
この通り僕は少しモテる。というかかなりモテる。
めんどくさい。僕、るぅとくんに話しかけようとしたのに！

こ「ニコっ」
女子ABC「キャアアー！」

さーてるぅとくんに話かーけよ！

こ「るぅとく…」
女子D「るぅと先輩！」
女子E「おはようございます❤」
女子F「るぅと先輩好きです！」

ああもう！また女子に邪魔された！
こんな風に、僕とるぅとくんはモテる。
だからいつ誰にるぅとくんを取られるかわからない。
…もう今日は思い切ってるぅとくんに告白しようかな…

る「わっ！」
こ「ウワァッ！…ってなんだるぅとくんか…。」
る「なんだってなんですか！」

そうやってるぅとくんはほっぺたをぷくっと膨らます。
ああもう！こんなあざとい仕草すら可愛い！

こ「ううん。なんでもない。おはようるぅとくん。」
る「おはようございます！」
こ「可愛い！」
る「…え？」
こ「…あ。」

しまったあああああ！
ついつい可愛すぎて口に出してしまった！
どうしよう。もういうしかないのか？

る「…嬉しいです。///」
こ「…え？」

続く。

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