人柱さんは不老不死！（練習） (ページ3)

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壱のシページ3

晴れ渡る空

穏やかな風

今日は柱合会議だ

人柱の綾瀬悔名は他の柱達と共にお館様の屋敷に集合していた

「さあ。二人とも、入っておいで」

お館様に手招きされて二人の女隊士が入ってきた

きつい香水の匂いが辺りに広がる

「こんにちはぁ！冥賀魔衣っていいまぁす！気の呼吸使いまぁす！まだまだ未熟ですがぁ、よろしくお願いしまぁす！」

「ぁたしはぁ、冥賀亜依っていいまぁす♡雫の呼吸をぉ使いまぁす～♡魔衣はぁ双子のぉ妹なんでぇす♡」

「(双子なんだ。仲いいのかな？お話したほうがいいのかな？でもまだ会議終わってないしな…)」

悔名は頭を光速で回転させながら話を聞いている

「魔衣は気柱に亜依は雫柱になるよ。仲良くしてほしいな。今日はもう解散だから自由に話してもらって構わないよ」

お館様が奥に引いて柱合会議は終了した

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「初めまして、魔衣さん。亜依さん。人柱の綾瀬悔名です。よろしくお願いします。」

「綾瀬さんって言うのねぇ！こちらこそよろしくねぇ！私のことはぁ気軽に魔衣って呼んでくださいねぇ！」

魔衣は明るく返したが亜依はふいっと無視して柱達の所へ走っていった

「もうっ！姉さんったらぁ～！ごめんなさいねぇ…綾瀬さん…姉さんはぁあんなだけど本当はとっても優しいのぉ…」

「大丈夫ですよ。気にしてないので」

悔名は遠い目ではしゃぐ亜依と柱達を見ていた

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柱達と一しきり話した後亜依が徐に悔名に駆け寄ってきた

「人柱さぁん♡ちょっとぉ来てもらえますかぁ？」

「(さっきの事を謝ってくれるのかな…)いいですよ」

亜依に連れてこられたのは林の中

屋敷からはそう離れていない

「人柱さんってぇ弱いんですよねぇ？」

「ええ。他の方々と比べれば遥かに弱いです。元々私は非戦力なので」

「だったらぁ居なくなっても迷惑かかりませんよねぇ」

「それはどうでしょう？」

「だからぁ私にぃ協力してくださぁい」

「いいですよ。何をすれば？」

すらりと亜依が刀を抜く

「何もせずここにいれば良いんですよぉ」

「それは楽でいいですね」