チョー偉いお稲荷さん、柱やってたら悪女に出会う弐

御狐さん肆拾肆　これがドmというやつなのかな？ ページ9

ツクヨミside

……やっちまった



流石にやり過ぎたかもしれん

引っ叩いちゃったけど大丈夫かな…？

「ああ……」

罪悪感何てものはないけど

鬼殺隊を追い出されたらアワユキを探しにくくなる……

どうしよぉ……:(；ﾞﾟ''ωﾟ''):

いやね、私ね、感情擬きの起伏が激しいってよく言われるのよ

依り代も完全体だし問題はないんだけどね

あぁぁぁ！ヤバイ！ヤバイって！

「幸せ……」

…ん？




今…



なんつった？この女


「舞さんってホント素敵ですね！また来ます！」


走り去る秋柱


ごめん

理解が追い付かない



つまりはアイツ


Мなの？

ヤバいやつなの？





イザナミ、アマテラスがシリアスな中、ツクヨミsideのみが割かし平和だった


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アマテラスside

ここから一番近いのは炎柱邸

家の前には誰もいない

門を叩く

「こんな大雪の時にすまんが！炎柱はおるか！？」


暫くして炎柱 煉獄杏寿郎が門を開けた

「照少女！何か用か！」

「うむ、少し探し物をしていてな、家の中を改めさせてもらうぞ」

炎柱の屋敷の中を光が駆け巡る

「(依り代の気配すらない。ここではないか)」

そうじゃ。

直接聞けばいい

「炎柱！雪柱の狐の面をしらんか！？それを探しておるのじゃ！」

…急に静かになったな…

「(照少女に話していいのか？だが、困っている様だ…)」

「(しかし…面は壊れているなど…)」

「！」

炎柱が構える

アマテラスから柱合会議の時と比べモノにならない

怒りの気配と殺気を察知したからだ




「言え。炎柱。面は何処にある。壊れているなら破片の場所でもいい。」

「し、しかし、…」

「言えと言っておろう！！あの面がなければ！この吹雪は収まらぬぞ！」




「分かった。あの面の欠片は胡蝶が持っている」

途端、殺気が消えいつもの雰囲気に戻った

「それでいい。儂はこれから蟲柱の屋敷に向かう」

「柱を儂の屋敷に集めろ」

「何が起きているのか教えてやる」

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