【刀剣乱舞】夜型系太刀【男主】

二十二 ページ22

紫苑 目線


おや、三日月宗近殿がいるではないか。



数分前……



よし、期影を探しに行くか。とりあえず近くを探してみよう。



となった。まあ当たり前に方向感覚のないおれにとっての近くは、

定まっていないものであり、このときのおれは、まあ近くだし大丈夫だろう。と、

思い込んでいた。



だが現実はどうだ。当てもなくほっつき歩いていたため迷子だ。



そして俺は悟った。



あ、これここから動いちゃいけない奴だ。と………



だがおれは、じっとしていられないわけで彷徨ってみた。



まあ、徘徊という奴だ。そして冒頭に戻る。



三日月「おお、紫苑ではないか。早起きなのはいいことだぞ。

俺も数時間前に起きたからな。」



数時間前………三日月宗近殿………あなたは一体何時に寝ておられるのか………。



紫苑「三日月宗近殿。一体早朝から何をしておられたのですか？」



ん？敬語の理由か？そうだなぁ。てんがごけんっていあつみたいなのすごいよね。



三日月 ニコッ



え？何かやましいことでも………。



三日月「特に何もしていないな。しいていうのならば、茶を飲んでいるだけだ。」



紫苑「そう………ですか。あの、先ほど笑っていた理由とは………？」



三日月「ああ、あれか。特に意味はない。」



ないのか。だったらやめてくれ。なんか怖い。



紫苑「では俺はこれで…「ああ、これ。」なんでしょうか？」



三日月「茶でもどうだ？体が温まるぞ。」



あれ？いつの間にか湯のみと座布団が置いてある…なにかまじっくでも使ったのか？



まあ断る理由も特にないしな。



紫苑「ではいただきます。」



怖いです三日月宗近殿。そんなニッコニコの笑顔で

こちらを見ないでください。(白目)



三日月「ところで何をしていたのだ？もうすぐ朝餉だというのに、

大広間から、真反対の三条部屋まで来て。」



え？

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