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第八話 ページ10

眠い
昨日深夜に行動していたからだろうが
取り敢えずポアロにでも向かおうと思い
入店、梓さんの姿は無く代わりに安室さんの姿が見える

安室「!・・・いらっしゃいませ」

一瞬驚いたような顔をしたがすぐに店員モードになったようだ

コナン「安室さん・・・(ボソッ」

安室「わかっています(ボソッ」

聞こえないようにしているつもりなのだろうが
生憎私は地獄耳だ・・・いや、どちらかと言えば悪魔耳の方がいいのか?
・・・どうでもいいな

安室「有栖さんにお願いしたいことがありまして、この後空いていますか?」

「?・・・ええ、空いていますが」

コナン「ならちょっと来て!」

そして当然のように路地裏まで連れていかれるわけで・・・
馬鹿なのか?いや疑問形は失礼か、馬鹿だなこいつら

「こんな路地裏まで連れ出して・・・一体何の用です?」

安室「貴方に聞きたいことがありまして」

コナン「有栖さん、貴方は何者?」

「何者、と言いますと?」

安室さん・・・いえこの場合降谷さんといった方がいいかもしれないが・・・
は私の首元を掴み鋭い視線を向けてくる
私はそれに応えるように冷たい視線を送りマフィアの黒いオーラ(とでもいうのだろうか)を出してみた

安室「昨日、黒の組織の取引の場に現れた紅魔はお前か?」

「ふふっ紅魔?黒の組織?一体何の話をしているのですか?」

コナン「惚けるな、仮にそうでなくても首元を掴まれているのにそんな冷静にいられるわけがない」

「全くもってその通りです、流石は工藤新一、とでも言いましょうか」

「「!?」」

二人が驚いているすきに安室さんの拘束を抜け宙に浮いて見せる

「貴方方の言う通りです、私はポートマフィアの裏幹部、『紅魔』と名乗っている者です」

安室「やはり・・・」

「ですが、それが如何したというのです?」

コナン「・・・どういう」

「貴方方二人が私を捕らえられるとお思いで?マフィアも舐められたものです、全くもって嘆かわしい、工藤少年、今ここで貴方を消すことなんて容易い、安室さん、いえ降谷さん?貴方は知っているはずです、私が特一級異能力者であることを、当然見つけ次第射殺、とでも言われているでしょう」

降谷「そうだな」

「でも貴方はそうしない、否出来ないのです」

コナン「なんだと?」

「貴方が私に手を出せばマフィアは公安全体を敵とみなします、そうなれば・・・何も知らない一般人が沢山死にますねぇ」

「「なに!?」」

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レイ(プロフ) - りゃんくさん» コメントありがとうございます。最近ネタ切れで更新遅くなると思いますが生暖かい目で見守ってくださるとありがたいです。 (2019年4月27日 23時) (レス) id: d55ab5779a (このIDを非表示/違反報告)
りゃんく - 有栖川有栖って小説家さんですよね?私も好きです!設定めっちゃかっこよくて、お話もとても面白かったです! (2019年4月27日 23時) (レス) id: b724a19623 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫 | 作成日時:2019年2月2日 14時

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