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第四話 ページ6

バラしちゃったけど
まいっか、どうせバレるんだから早いか遅いかの違いだもんね
マフィアみたいに裏社会の組織ってわけでもないし

太宰「ふふ、実はねぇ実在するのだよ、現に探偵社と何でも屋のメンバーは異能力者だよ」

寺坂「んなもんある訳ねぇだろ、だったら見せてみろよ」

「だ、そうだヨ、どうする?僕が手品でも披露しようカ?」

シャオロン「やめろ、子供にトラウマ植え付ける気か」

コネシマ「そうや、お前の異能物によってはしゃれにならん」

「え〜」

太宰「まあシャオロンさんの異能でいいんじゃないかい?」

まあ確かに一理ある、シャオロンの異能なら姿を消せるから
敦君や鏡花ちゃんの異能は怖がらせちゃうし、コネの異能は相手がいないとダメだし

シャオロン「ん〜じゃあ使うで『異能力、不人気』」

シャオちゃんがそう言うとシャオちゃんの姿が消える
正確に言えば景色に紛れてる

磯貝「消えた・・・」

シャオロン「ちゃんといるでえ」

姿を消したままシャオちゃんが喋る
生徒達は驚いたようで固まる
その様子を見て満足したのか異能を解除する

コネシマ「ふーん、どうや(ドヤァ」

「別にコネが使った訳じゃないよネ、ジャックしようカ?スペードの」

コネシマ「すんません勘弁してください」

太宰「スペードは基本ヤバいからねぇ」

「これで満足カナ?寺坂クン」

寺坂「・・・あぁ」

現実を突き付けられビビッてるのか何なのか急に大人しくなる寺坂クン
他の皆も驚いたようだが歓喜と憧れの様な視線に変わる

前原「すっげぇ!!」

岡島「本当にあったのか、そんな力」

と、何やら盛り上がってる
へぇ中学生って結構純粋

「あ、そうだ!言い忘れてたケド明日からはペ神、『しんぺい神』って言う保健医が来るからネ」

コネシマ「男子諸君は怪我をしない事を勧めると言っていくぅ」

生徒達が首を傾げるとシャオちゃんが続ける

シャオロン「まぁ・・・流石に中学生には手ぇ出さんやろ」

何やら察したようで一気に空気が冷たくなる
流石に見かねたので一つ手品をすることにした

「な〜んかペ神のせいで嫌な空気になっちゃったネ、此処は一つ、僕の異能を見せてあげヨウ」

コネシマ「は?お前っ、カードは選べよ!!」

「勿論ダヨ♠」

手袋を着けている右手を前に出し
軽く握りまた開く、そこには一枚のカードが出現している
『クローバーのA(エース)』である

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愉快な国のアリス - ああ!そうゆう事でしたか!てっきり教室に居るのかと思っていました!すみません。 (2019年9月22日 19時) (レス) id: db145f3bc3 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 愉快な国のアリスさん» 太宰さんは国語の担当なので授業中は職員室に居ないという設定です。わかりづらくて申し訳ありません。 (2019年8月21日 7時) (レス) id: d55ab5779a (このIDを非表示/違反報告)
愉快な国のアリス - 国語だから太宰さんは居ないと言うのは可笑しくないですか? (2019年8月20日 23時) (レス) id: db145f3bc3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒猫 | 作成日時:2019年4月7日 16時

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