今日:6 hit、昨日:11 hit、合計:46,023 hit
小|中|大
彼氏。28 ページ4
ひーくんとの帰り道。
ばっちり変装したひーくんの隣を歩く私も、目深に帽子をかぶって、伊達メガネをしている。
「もうすぐクリスマスだね」
「そうだね。ひーくんは、お仕事?」
「…かなぁ、ごめんね、一緒に居れなくて…」
「ううん、大丈夫、だってそれがひーくんのお仕事だし、アイドルをしてくれてるから出会えたんだもん。だから気にしちゃだめだよ!」
「…Aちゃん、ありがと!次のオフ決まったらすぐに連絡するね!」
あまりにも元気よく嬉しそうにそういうから、こっちまで笑顔になっちゃう。
まるでわんこ…ひだわんこだ。
ぎゅーーーっと抱きしめられて、私も負けじと抱きしめ返す。
「……ね、ひーくん、ここ道端だ」
「あ、やばいやばい!ごめんね」
―――――――――――カシャ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
320人がお気に入り
320人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:seasound* | 作成日時:2019年12月25日 11時