1-5.梟谷学園高校での日常(？) ページ7
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4限目の終わりのチャイムの音と同時に、私の意識が浮上した。
因みに、あの後は災難に見舞われ続けた。言わずもがな朝礼には遅刻。
木兎には質問攻めにされ、朝礼に遅れた罰として段ボール二箱分の書類を職員室まで運ばされた。
まぁ、そんなことはとりあえず置いておいて、私は職員室にいた。
"コンコンコン"と音を立て軽くノックすると、中から「どうぞー」と声が聞こえる。
『3年1組のAAです。』
そう挨拶し、天崎先生を呼ぶ。
彼女は今からお昼を食べるところだったらしく、持っていたお箸をおいて慌てて外に出てきてくれた。
「Aさんが職員室に来るなんて珍しいわね〜どうしたの〜？」
出てきてすぐに、先生はそう言った。
いやまぁ確かに珈琲の匂い苦手だからあんまり職員室付近には来ないけど、
『あー…合宿のことについて話したくて。』
「あぁ、どうするか決めてくれた?!」
『はい。あの＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿私達も、参加させてもらえますか？』
「んふふっ……再度確認を取っておくわね。」
『ありがとうございます、！では、お昼食べないといけないので、』
「えぇ！それじゃあまた放課後ね〜」
何故か幸せそうに笑う先生に軽く手を振って、
私は登校時にコンビニで買っておいたおにぎりを食べながら4組へと向かった。
鮭おにぎりホント上手いよな。味付き海苔の方、
教室前に着いた私は、丁度近くを通りかかった木葉に話しかけた。
『ちょうどいいとこにいた木葉くーん』
「お、どしたー？てか何だその喋り方」
『特に理由はない、ちーちゃんいる？』
「佐伯な、呼んでくるわ。」とだけ言い、教室に入っていった彼に心のなかでお礼をいい、壁にもたれて少し待っていると、教室からちーちゃんが出てきた。
『合宿、参加させてもらえるように天崎先生に言ってきたよ。』
「え、ほんとっ?!」
『マジマジー。』
返事をすると同時にチャイムも鳴ったため、急いで教室に戻る、席につくと一番に木兎が話しかけてきた。
「どこ行ってたんだー?!」
そう元気に話しかけてくる彼を無視して、寝た振りをすれば無視かよーと少ししょぼくれた声が聞こえた。
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まお - めちゃめちゃ面白いです..！更新お待ちしております！！ (2022年6月11日 18時) (
レス) @page17 id: 160b3a4401 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - 読みやすくて面白いです(о´∀`о)更新楽しみに待ってます☺️ (2022年6月8日 14時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：萌ﾁｬﾝ x他1人 | 作成日時：2022年6月6日 2時
